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『あ、ここです』
SJ「ここか〜、立派なお家」
『わざわざありがとうございました』
頭を下げたところで横から
ここ最近で聞き慣れてしまった声がした。
TH「あれー、Aおかえり〜
僕もいまご帰宅だよ〜」
そう言いながら
私に倒れ掛かるように肩を組んできた。
当然私もびっくりだけど
ソクジンさんも目を丸々にしてた。
SJ「も、もしかして、彼氏？」
『そんなわけないです』
SJ「じゃあ、どういう関係？」
その問いに正しい答えを考えて考えて
考えていたら
TH「同居人のキムテヒョンです！」
敬礼しながら決めてるテヒョンだけど
完全に酔ってんな。
さっきも一人称変わってたもんな。
うざいな。
『あ、あはは〜。おやすみなさい！』
とりあえず逃げようとしたけど
テヒョンが邪魔だった。
こいつ、寝てるわ。
結局、一人では運べなくて
ソクジンさんの手を借りることに。
玄関には男物の靴が何足があるわけで
SJ「同居人って全員男？」
さっきまでは興味を示さなかったのに。
テヒョンに会ってから質問ばかり。
気まずそうにした私を思ってか
また、明日。
と言って帰って行ったソクジンさん。
明日までに立派な言い訳を
嘘を交えてでも作り上げなくてはいけないという
緊急ミッションが発生した。
だからテヒョンは玄関に放置しといた。
きっと、ジミンかジョングクのどっちかが
運んでくれるでしょ。
なんて思ってたけど
朝起きたら少しだけ移動してたものの
ほぼほぼ昨日の位置から変わってなかったテヒョン。
えー、なんか不憫。
だから酔い覚ましのスープを朝食に用意した私は
優しさの塊かもしれない。
TH「え、ここどこ。頭痛っ体痛っ」
そんな声が玄関の方から聞こえてきて
扉から顔出して声をかける。
TH「わー、ジミナとジョングクは
血も涙もない奴だ。スープが沁みるぜ」
う、うざい。
その言い方とってもうざい。
朝からそのテンションうざい。
『まだ、酔ってんの？
昨日もかなり酔っ払ってたみたいだけど』
TH「昨日は、飲みすぎたからねー、んー記憶ない」
けど、酔っ払ってたのに
Aを襲ってないって
本当に女の子？
って、またあの時と同じ顔で。
うぜぇ。
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ou(プロフ) - KARINさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りたいと思います！ (2021年9月13日 16時) (
レス) id: 5dec1fbb6c (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - このお話，すっごいどタイプです！いっぱい更新して欲しいと言いたいところですが，作者様のペースで頑張って下さいね！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ou | 作成日時：2021年9月9日 17時
