21...You ページ21
You Side
『おはようございます』
SJ「あら、もう絆創膏貼ってない」
『いつまでも貼らないです。
さすがに恥ずかしいですよ』
SJ「似合ってて可愛かったけどな〜」
『ん？それって、褒めてます？』
SJ「やー！褒め言葉だよ！」
可愛いって言われて嬉しいけど
内容が内容なだけに複雑すぎる。
確実に子供扱いされてる気がする。
YG「似合ってたな、ガキ大将みたいで」
ククッて喉を鳴らして笑うのは
ユンギさんの得意技だ。
『それ言われるの２回目なんですけど。
ユンギさんも案外おこちゃま脳なんですね』
YG「おい、誰がお子ちゃまだ」
だって、テヒョンと同じこと言ってるし。
それはもうお子ちゃま。
今日もそれなりに繁盛してたこのお店。
本当に２人目当てのお客さんが多いんだよな〜。
たしかに、私もお客としてここを見つけてたら
毎日通いたい願望はあるもん。
実際そんなお金は無いんだけども。
通うためならお金稼ぎも頑張れそう。
『おつかれさまでした』
SJ「送るよ」
そこそこお客さん入ってたし
今日は一人だろうなって思ってたから嬉しい。
『じゃあお言葉に甘えて』
２人で外に出たら
誰かがしゃがみこんで座ってて
私たちに気づくと立ち上がって近づいてきた。
TH「迎えに来たよ」
被ってた帽子のツバを少し上げて
口を四角にして笑ってそう言った。
『はい？』
TH「迎えに来たから帰ろう」
SJ「…待ってたの？」
TH「…いやー、たまたまですよ。
コンビニ行ったついでに思い出したんで」
なんだ、そういうことか。
わざわざ迎えに来たかと思って焦ったじゃん。
いつの間にそんな間柄になったのかと。
SJ「…そっか、じゃあよろしくね」
『あ、じゃあまた。おつかれさまでした』
TH「ヒョンじゃあね〜！さあ帰ろう！」
チッ、
せっかくのソクジンさんとの二人きりの時間が。
『テヒョンわざわざありがとう』
TH「うん、俺が来たかっただけだし」
こんなの普通にときめくポイントなんだろうけど
なんでだろう。
あ、そっか。
テヒョンと女の子の最中の声を
散々聞かされてたからか。
全然、ときめかん。
.
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ou(プロフ) - KARINさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りたいと思います！ (2021年9月13日 16時) (
レス) id: 5dec1fbb6c (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - このお話，すっごいどタイプです！いっぱい更新して欲しいと言いたいところですが，作者様のペースで頑張って下さいね！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ou | 作成日時：2021年9月9日 17時
