恋とよぶには (ページ43)

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JungkookSide

日本では楽しかったな

Aヌナのお母さん、おばあちゃんも良い人だったし
僕の考えてた計画は１つも実行されなかったけど
ヌナと寝れたから満足
朝起きてヌナが目の前に居るとか最高だった

でもひとらつだけ気になってることがある

この1ヶ月、ジンヒョンがまったくAヌナに構わない

前までは大人気なくやたら僕に対抗してきてたのにさ

そして、ヌナはボケ～っとすることが増えた
それに対してシュガヒョンもやたら絡むし

それはもうさ怪しくない？

ジミンヒョンに聞いても何も知らないみたいだけど
何かあるとは思ってるみたい

ヴィヒョンは…聞いても無駄かなって！

だから今日勝負に出ることにした

今日の公演が終わればなぜか僕だけオフで
他のメンバーは取材が入ってる

だから、これにAヌナを誘うことにした

2人で行くことになったけど良いよって言ってくれたヌナ

よかった。やっぱり気にしすぎだったんだ

SJ「ダメ、行かせない」

そうジンヒョンが口にする
え、今まで何も言わなかったのに

2人で行かせることには反対するんだね

僕の嫌な予感は的中しそう

「なんでジンヒョンがそんなこと言うの？」

SJ「みんなに黙ってて悪かったけど、俺はAちゃんと付き合ってる」

シュガヒョン以外の視線がジンヒョンに集まる

やっぱりね大当たり

TH「え、いつから？」

SJ「1ヶ月前から」

JM「そうなの？ヌナ」

『うん』

「なんで言ってくれなかったの？まさか僕を気にして？」

SJ「いや、そういう訳じゃ」

は？
それはもう絶対そうじゃん

ジンヒョンは変なところで気を使うから
その気を違うところで利かせてほしいよ

正直、Aヌナがジンヒョンと付き合っていることはショックだったけど
思い返してみたらヌナは一度だって僕を男して見てなかったなって。

やっぱり悔しいし、すぐにはAヌナのこと忘れられないけど

「変なところで気を使うなよ！」

何よりも気を使われていたことに腹が立った

『ごめんね、ジョングクくん。私がソクジンさんをそうさせてたのかもね』

全てを悟ったようにそう言うヌナ

その"ごめん"には違う意味も含まれてるのが分かって

もー、なんでそこは気づくの？

JK「幸せにね」

SJ「ありがとう、ジョングク」
『ありがとう』