恋とよぶには (ページ32)

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SeokjinSide

前にみんなでAちゃんの恋愛事情を聞いた

正直僕は聞きたくなかった
過去なんて興味ないし
過去は変えられないからね

とか思いながらもしっかり聞いてた

どうやらAちゃんは本気で人を好きになったことがないらしい

まあ、僕もあるかと言われれば無いと思うけど
ジョングクが言ってことを当てはめれば
君の事が好きみたい

この好きがどれくらいのものなのかはちょっとわからないけど
一丁前にマンネラインに嫉妬出来るくらいだから相当なのかな？

明日から日本公演

Aちゃんは故郷に帰れるから少し嬉しそうにしてる

そしたら急に慌てだして
カバンの中身を全部出し始めて

あ、諦めた

もしかして、さっきの？

ヨナヌナが持ってやつ？

違うかもだけど一応ヨナヌナを探してみる

あ、いた

誰かと話してるみたいで、その相手はサラだった

ｻﾗ「ありがとうございます、オンニ。最近Aさんが仲良くしてるの良く見かけてて…」

ﾖﾅ「可愛いサラの為だもん。私もあの人嫌いだし、今頃ヒーヒー言ってるかもよ」

「何してんの？」

ｻﾗ「あっ」

持っている手帳を分かりやすいくらいに隠した

ﾖﾅ「別に、ジンには関係ないよ。行こサラ」

「その手に持ってるの。うちのマネージャーのでしょ？なんで君が持ってんの？」

ｻﾗ「いや、これは私ので」

「嘘はいいから、返して」

普段あまり怒らないから
僕の怒った姿を見てびっくりしたのか
意外とすんなり返してくれた

Aちゃんの所にもどり、
手帳を机に置くとびっくりした顔をしている

私の管理不足で、、なんて

確かに少し抜けてるところもあるけど
そういうところはキッチリしているのを知ってる

人を疑う事を知らないのかな

「そりゃ、いつもAちゃんを見てるからわかるよ」

なんて

うわぁー、何言ってんだよ！

まあ、僕イケメンだから大丈夫だよね

Aちゃんを見ると
少し意識してくれているような…

あれ、気のせい？

さすがにポジティブに考えすぎだね