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それからというも
ワールドツアーが始まって
慌ただしく毎日が過ぎていき気づけばもう8月
そして来週から日本公演
首都圏と地方での公演でなんと私の地元開催だった
久しぶりにお母さんに会いに家に帰ろうかな
JK「Aヌナ、日本語教えて下さい」
最近はみんなに日本語を教えることが増えた
みんなと言うことはソクジンさんも例外じゃなくて
別に緊張するわけでもないし
たまにウザいな、この人って思うときもあるわけで。
でも相変わらずキラキラしてるんだよね
ほんと、なんなんだろうこのキラキラの正体は
ソクジンさんのことが好きなのかな?
って考えたときもあったけど
これが恋だというんだったらみんなが恋に落てるな
という結論に至った
だって、浅はかすぎるもん
ジョングクくんが言ってたみたいに
その人ことを考えて一喜一憂して…
まあ、ソクジンさんのことは今考えてるけど
言動で一喜一憂はほとんどしないし
本当に長男なのかと基本呆れてるから
ちゃんと決めればかっこいいのに
JK「そう言えばAヌナの実家はどこなんですか?」
『今回、2回目に公演するとこ』
JK「そうなんですか?じゃあ帰れますね!僕も一緒に帰ろう」
『ん、今何て言ったのかな?』
JK「僕も一緒に帰ろう」
って。めちゃくちゃ笑顔
『どこに帰るのかな?』
JK「ヌナの家」
って。またまた笑顔
『はいはい、わかったから!次ここ教えるよ』
どうせ冗談だろうなって軽く流した
ないないない
私の手帳がない
明日から日本なのに
あれには大事なことがいろいろ書いてあるのに
はぁ、完璧私の管理不足
頭にはある程度入っているからとりあえずこれに書いとこう
パシッ
上から何か落ちてきてよく見ると私の手帳だった
『えっ』
そこにはソクジンさん
SJ「探してるのこれでしょ?」
『なんでわかったんですか?私の管理不足で、、本当にありがとうございます』
SJ「いつもAちゃんを見てるからわかるよ」
その言葉に分かりやすいくらい心臓が反応した
え、今のやばい
不意打ちは良くないですよ、ソクジンさん
あー、心臓がバクバク鳴ってる
ん?
やっぱり私ソクジンさんのこと好きなの?
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作者名:ou | 作成日時:2019年8月4日 22時