恋とよぶには (ページ23)

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YouSide

やっぱり思った通り
ジョングクくん熱あるじゃん

てか小さい頃母にやられてたから
ついおでこで熱測っちゃったじゃん

昔はそんなんで本当に分かるわけないじゃん
って思ってたのに意外とわかった

母はおでこ当てて何度かまで当ててたからね
恐るべし母よ

急いで帰宅してお粥を作り
ジョングクくんの部屋をノックする

『ジョングクくんご飯食べれる？』

JK「入っていいですよ」

いまジョングクくんは１人部屋
誰かと一緒だったら移す可能性があったからよかった

『お粥作ったんだけど食べれる？』

JK「食べます」

『ここで良い？』

JK「Aヌナが食べさせて下さい」

『自分で食べて下さい』

JK「ひどい、僕は病人ですよ？」

瞳をウルウルさせながら訴えてくるジョングクくん
赤ちゃんなの？

『はい。じゃああーん』

一口食べると

JK「美味しい」

ってくしゃっと笑う
いやだから赤ちゃんなの？

ものすごい勢いで食べ終わって
用意してた薬を飲ませて
明日まで撮影があるから早く寝てもらった

【おやすみなさい】

JK【おやすみなさい】

寝てるかと思って日本語で言ったのに
まさかの起きてたし日本語で返ってきたし
でも日本に帰った気がしてちょっと嬉しかった

下へ降りるとソクジンさんがそわそわしてた

『ソクジンさん何してるんですか？ジョングクくんなら落ち着いてもう寝ましたよ』

SJ「やー！何してるんですかじゃないよー！なんで遅かったの？」

ジョングクくんの心配じゃないの？

『ジョングク赤ちゃんにお粥食べさせてあげてました』

SJ「何もされなかった？」

一体何をされるというのだろう

『何もされてないですよ。今は気持ちよさそうに寝てます。明日まで頑張ってもらわないと』

SJ「あ、ジョングク大丈夫かな」

急に思い出したかのようにジョングクくんの
心配をしだすソクジンさん
なんなんのこの人は
本当に長男を全く感じさせない
一応褒めてるよ。

SJ「そう言えば、これAちゃんの携帯だよね？電話何回か鳴ってたよ」

『あ、ごめんなさい放置してた』

確認すると電話の相手は元彼からだった

今さらなに
別れてからもう半年以上経つのに

『ありがとうございます』

SJ「急用じゃないの？」

『じゃないです。ソクジンさん何か食べます？私作りますよ』

SJ「良いの？じゃあおすすめの日本食で！」

結局日本食かは謎だけどもつ鍋を作ったから
久しぶりにジョングクくん以外のみんなでご飯を食べた