恋とよぶには (ページ18)

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SugaSide

Aの代わりに来たサラ

あいつ舐めすぎだわ

今まで黙って見てたけど

要領悪いわ、準備出来てないわ

そのくせ、ジョングクにやたらベタベタして
ジョングク狙いなの丸わかり

俺らが疲れてんのも気づいてないだろ

ほら、今だってジョングクにかまってるし

「ねえ、あんた舐めてんの？」

ここ数日の疲労と今までの苛立ちから
つい強い口調になる

サラは固まって言葉も発さない

「何か言えねえの？」

目に涙溜めてるし
泣けば許されるとでも思ってんの

「まずはしっかり仕事してからそういうことしろ」

案の定泣き出した
ちっ、だりぃ

『失礼します』

ノックの後入って来たのはAだった

同じ所に住んでても
なかなか会わないから久しぶりに感じた

『あれ』

チラッとサラと俺の方を見て
一瞬で状況を把握したのか

『触れるべき？』

は、第一声がそれって

結局触れずに自分の用事を済ませてる

ジョングクやテヒョンがAの所に行って
騒いで楽しそうにしてるのをじっと見つめてるサラ

ｻﾗ「なんでっ、」

「は、なに？」

ｻﾗ「なんであんたばっかり」

俺に向かって言ってるのかと思ったら
サラが見てたのはAの方だった

Aも急にそんなこと言われて
キョトンとした顔をしている

ダメだこいつ話になんねぇ
ある意味強ぇわ

俺はもう無理
こいつに絡む体力が無駄だ