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JKSide
JM「ジョングクいつもあの子見てるよね」
「は、別に」
TH「なになに？なんの話？」
パクジミンは周りをよく見てるやつ
悪く言えば目ざといやつ
俺とテヒョンは中学生になってすぐ仲良くなった
ジミンとは中学3年になった頃
テヒョンに紹介されて仲良くなった
だから付き合いはそこまで長くなくて
俺も多くを語るわけじゃないのに
そんなことを急に言ってきた
JM「バレバレだよ？」
「…」
JM「知りたい？彼女のこと」
「…は」
JM「可愛いな、ジョングクは」
やっぱりコイツといるのは少しだけ怖い
全部見透かされてそうで
TH「もー、僕だけ仲間はずれ」
JM「ごめんごめん」
テヒョンがいてくれてよかったかも
まあ、テヒョンもテヒョンで
掴みどころがなくて
何考えてるか読めないから怖いけど
そして、知った
俺が毎朝電車で見るお前のことを
ジミンとは幼なじみらしくて
でも中学生になってからは1回も会ってないらしい
それを幼なじみと言っていいのかは疑問だけど
とりあえず俺が知ってるお前とは
今の姿が違いすぎて
でも確実にあの日の君だということはわかった
中学生になってからは
何故か喧嘩を売られることが多くて
まあ俺の態度も気に入らなかったんだろうね
先輩に媚び売ったりとか出来ないし俺
その日は復讐だとか言って
大勢引き連れて来た奴がいて
テヒョンもいたけど2人じゃやっぱり厳しくて
終わった時には結構ボロボロだった
場所が悪かったのか周りからの視線はすごくて
でもだからってすぐには起き上がれなかった
『大丈夫ですか？』
そんなとき急に声をかけてきたのがお前で
痛そうなんて言いながら手当てしてくれて
高校生になってたまたま電車の中で見かけて
姿は変わってたけどすぐにあの時の子だと分かった
そしたらそれから結構見てたらしくて
ジミンにそう言われた
JM「ジョングク」
たまたま見つけたお前の後をつける
こんな道通ると案の定絡まれるから
俺らが助けるしかないよね
「で、なんでこんなとこいんの」
やっとお前の目に俺が写ったっていうのに
こんな風にしか言えない俺にはさすがに笑った
.
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作者名：ou | 作成日時：2021年2月9日 21時
