はいすくーる (ページ9)

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９. ページ9

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家にあったお菓子出したら
光の速さでなくなって

誰が買い出し行くかって話になって
早くも１時間が経とうとしてるんだけど

『帰らないの？』

TH「そんなに僕たちを帰したいの？」

え、うん
普通にそろそろ帰ってほしいんだけどな

それ言ったらまた
グチグチ言いそうだから言わないけどね

JM「じゃあ、Aちゃんがご飯作る？」

ねえ、さっきまで
ジミンくんはこのままでいてほしいって
思ったばっかりなんだけど

これじゃ3人ともガキ大将だよ

『本当にお腹空いてるなら作るけど』

はい、作ってます

ほんとにお腹空いてたみたいです

こんなに図々しいものなのかな？

JK「手伝う」

え、ジョングクくんってそんなこと出来たんだ

JK「顔に思ってること全部出てるけど。アイツらの中じゃ俺が1番作れる」

『そうなんだね。ありがとう』

JK「中学の頃、デパートの近くの塾通ってただろ』

『え、うん』

JK「そっか」

え、急になんなんだろう
それに中学生の時なんて私のこと知らないよね？

『もしかしてストー「ストーカーじゃないから」

あ、そうだよね
私のことをストーカーなんてするわけないよね

『知ってたの？私のこと』

JK「知らない」

ん？
知らないのになんで塾に通ってたなんて
ジョングクくんも変じ

JK「変人じゃないから」

JK「お前が変なこと言うから手切ったじゃん」

いや、変なこと言ってないんだけどな
ジョングクくんが勝手に私の頭の中を
読んできたんだけどな

『大丈夫？』

『跡になるといけないからちょっと待っててね』

JK「ふ」

なんかジョングクくん笑ってるし
痛いのが嬉しいのかな？

やっぱり彼も変わってるのかもしれない

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