はいすくーる (ページ25)

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JK Side

地図の場所に着けば
数人が武器持って待ち構えてた

JM「ジョングクは先に行きなよ。ここは僕たちでやるから」

TH「仕方ないけどジョングクに譲ってあげる」

「ありがとう」

そう言って先に進めばAの姿があって
それでもこの状況では何も出来なくて
ただ必死に耐えるだけ

ジミンとテヒョンの姿が見えてからは
一瞬だった

俺のところに駆け寄ってきてくれた
Aを抱きしめれば少し震えてて
改めて自分がしてきたことを後悔した

Aを家に送るまでは無言で
その間もさっきのことがずっと頭に残ってて
結局は俺ひとりじゃこいつを守れない
ジミンとテヒョンがいてくれなかったら
きっと何かが犠牲になってた

そう思うと
だんだんと大きくなってるこの気持ちを
伝えるなんて到底無理だと思った

Aが手当してくれている間も
目を見ることなんて出来なくて
ただ謝るしかなかった

『もう謝らないでよ。助けに来てくれて嬉しかった』

「うん、それは当たり前だから」

『だからこれからも私と遊んでよ』

俺のせいでこんな目にあったのに
そんなことを言ってくれるなんて
思ってもいなかった

気づいたらまた抱きしめてて
もう気持ちが溢れそうだった

「そう言われると離したくなくなる。Aのこと好き」

『うん』

「意味わかってんの」

『私、ジョングクくんが思ってるよりジョングクくんのこと好きだと思う』

「ばーか」

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