はいすくーる (ページ18)

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TH「美味しいでしょ？」

『うん、美味しい。もしかしてテヒョンくんのクラスの？』

TH「違うよ。1年は出店ないからね」

『あ、そうなんだ』

あ、そっか
だから今こうやって一緒に回れてるのか
出店あったら店番あるだろうから
一緒に回る時間なんてないよね

TH「来年はあるだろうから来年も来なよ。僕がチケットあげるし案内するから」

『店番は？』

TH「そんなのAちゃん優先するでしょ」

ってさも当たり前ですかのように言うから

『うん、行く』

って返事しちゃったし
そしたら満足気に口を四角にして笑うから
どこか可愛いよねテヒョンくんって

TH「あー、気づいてないな」

『ん？なにが？』

TH「こっちの話」

『そう？』

TH「それよりここ付けてるよ」

そう言って私についてたであろうものを
取ってくれたテヒョンくん

さすがにそれは恥ずかしいし
分かりやすいくらい心臓がうるさくなった

JM「あーもうこんなところにいた」

JK「何してんの2人で」

『クレープ食べたり焼きそば食べたり』

JM「食べてばっかりじゃん」

確かに言われてみたら
テヒョンくんと2人で食べまくってた

TH「楽しかったよねー」

『うん、それなりに』

JK「食い意地張りすぎだろ」

『ジョングクくんは満足出来たの？』

JK「余裕で一位になってやったし」

『そっか、おめでとう』

JM「はは、心がこもってない」

だって散々やってたよね
あれだけやれば一位なれるでしょ
相当な負けず嫌いなんだね

TH「もう飽きたね」

JK「たしかに」

JM「することないもんね」

確かに一通り見て回って
それなり食べてそれなりに遊んだな

『じゃあ私そろそろ帰ろうかな』

TH「じゃあ僕も帰る」

『え、いいの？』

JM「学園祭の日は割と自由なんだよ」

へー
なかなかに緩い学校なんだね

YG「いらっしゃいませ。ってお前らか」

『お前らです』

またやってきました
ユンくんのお店に

SJ「あれ、A久しぶりだね。こんなイケメンたちを引き連れちゃって。まあ僕の方がイケメンだけど」

『久しぶりだねジンくん』

YG「おい、突っ込んでやれ。3人がすごい顔してんぞ」

毎回会うたびこんなこと言ってくるからね

最初は
『本当ですね』から始まって
『またまた』『はいはい』無視

慣れって恐ろしいものだよね

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