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TH Side
JM「珍しい」
「なにが」
JM「なんだろうね」
ジミンが言いたいのはきっと
僕がほとんどジミンの家にいることを
Aちゃんに言ったことだろうね
中学2年で同じクラスになって仲良くなって
それから暫くしてからは
ほとんど毎日ジミン家にいるようになった
家に帰っても良いことないし
楽しくないし心配してくれる人もいないし
それならジミン家にいた方がいいかなって
ジミンもお母さん亡くなって
お父さんは忙しい人だからほぼ一人暮らし状態だし
これを他の子に言ったら
なんでなんで？
って詮索してきた
これは男でも女でも一緒
だから人に言うことはなくなってた
でもAちゃんには何故か知っててほしくて
それでも僕が言ったこと以上は聞いてこなくて
なんとも彼女らしいなと思った
まあただ単に僕に興味がないだけかもしれないけど
「ジョングクってAちゃんのこと好きなの？」
JM「え、なんで僕がそれ知ってるの？」
ジミンなら知ってそう
そう言うのに敏感だから
周りをよく見てるし
それに欲しい言葉をくれる奴だから
「まあいいけど」
この前眼鏡外したとき気づいたもん
あの日の子だって
ジョングクだけに手当てしてた子
まあ、僕はちょっと離れたとこいたし
すぐ友達らしき人に呼ばれてたし仕方ないけどね
近くで見れた訳じゃなかったから自信なかったけど
絶対そうだよね
「ジミンはAちゃんとどんな仲なの」
JM「何回言わせるの。幼なじみだよ」
「いいなーなんか幼なじみって。僕も今から幼なじみになれないかな」
JM「それは無理でしょ」
「えー」
だってなんか幼なじみって特別な感じしない？
それに暫く会ってたかったのに
こうやってまた一緒に遊んでるなんて
なんか良いな
.
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作者名：ou | 作成日時：2021年2月9日 21時
