はいすくーる (ページ12)

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12. ページ12

YouSide

相変わらず
図々しくてしつこいこの3人

次はアイス食べたいなんて言い出して

結局買いに行ってます
じゃんけんで負けた私とテヒョンくんで

『私は食べなくても良いんだけどな』

TH「何言ってるの。みんなが食べてるのみたら絶対食べたくなるからね。欲しいって言ってもあげないからね」

『あ、うん』

さっきからこんな調子で
どうしても買い出し候補から外してくれなかった

TH「コンビニまで15分かかるのはまさかだったけど」

『じゃあもど「戻らないよ。食べたいし」

諦めよう
ここは潔くアイスを食べよう
これだけアイスアイス言ってたら
アイスが食べたくなってきた

TH「ねえ、まだ悩んでんの」

『ここまできたらより良いもの食べたいし』

TH「さっきまで要らないって言ってた人が何言ってんの。もー、どれとどれで悩んでんの」

『これとこれなんだけど』

TH「じゃあ僕がこれにするからそっちにしなよ。で、分ければどっちも食べれるでしょ」

『ありがとう』

TH「どういたしまして」

こんな少女漫画でありそうな
場面に出くわすなんて思ってもなかったし

今この瞬間だけみたら
私がその主人公だよねなんて思って
少し胸踊ったけど

冷静に考えたら
この人たちが無理矢理私を連れてきたんだよね

TH「はい、あげる。それもちょっと頂戴」

JM「いつの間にそんな仲になったの。半分こなんてして」

JK「俺もそれちょっと頂戴」

『え』

彼らといるとかなり振り回されるけど
それもどこか少しだけ楽しいなんて思ってしまってる

私も変人なのかな

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