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#21 ページ21
『お待たせ…』
「わぁ！待ってたぞ！」
一つ一つ手渡しし説明する
『これがシャンプーで香りはシトラス系、こっちはグレープフルーツ系、でこれが甘いレモネード系ね』
最後の石鹸を渡そうとした時両者の手から滑り落ちた
焦って取ろうとするとお嬢は足を滑らせた
まずい
直ぐに受け身を取り、お嬢を守る
『…っお嬢大丈夫！？』
「バニのおかげでなんとかな…お前は大丈夫かい？」
怪我とかないかい？と体を起こし見ようとするが
タオルがはらりと落ちた
まずい
『お嬢！！！タオル！！』
「何ごちゃごちゃ言ってるんだい！いいから怪我してないか見せな！！」
『さすがにダメだって！俺らの歳考えて！』
「裸ぐらいで言ってんじゃないよチェリー共が！」
こっちは必死に抑えてんのにこの人と来たら…
案の定騒いでるのを聞き付けたみたいで何人かが様子を見に来たが
助かった
「「「てめぇー！！！」」」
と引きずり剥がされるがその刹那
見えた、見てえしまった
鼻血が垂れたと同時に
「わぁぁぁー！！！！！ばにー！！！！死ぬな！！！」
と詰めよろうとする
他がなんやかんや止めてくれたおかげだがこれはだる達にどう言われるのか
考えただけで頭が痛くなったが鼻血も止まらないしとりあえず休憩室に俺は暫くこもることになった
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作者名：うーろんてぃー | 作成日時：2023年9月18日 0時
