血が苦手な吸血鬼とその執事達 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:14,754 hit

#15 ページ15

新商品を買いにコンビニに行ったが色々あったせいで、買えなかった

やはり今日はついてない

コンビニでこの世の終わりの様な顔をして手を地面につけ落ち込んだ

バニラアイスで妥協したが新商品を食べられないのは納得行かない

だが敗北は敗北、どう足掻いても変えられない

『くそぅ…こんなはずでは……』

屋敷のベッドの上にて反省をしている

帰ってからも散々だ、シスが他を呼び事情を説明、椅子に座らされて何人からも集中的に説教された

主に口喧嘩で勝てた試しがない我が屋敷最強のありさかまで出てくる始末となった

勿論負けた

尽く負けた

『わざとじゃないもん！』

なんて言ってみろ

勿論私は言った

arsk｢わざとじゃないで済んだら俺らも警察も要らねぇんだよ！！！｣

と声を荒げられた、無理だ勝てない

すぐに土下座をした

『くそぉ…高貴なのに…私高貴な吸血鬼なのに…ちくしょぉ………』

枕を殴り足をばたつかせる

ほぼ般若のような顔をしてるありさかは怖い勝てない

その顔を思い出し、恐怖で震える

『…むかつく、許すまじ』

枕を投げ、再びコウモリを全身に纏う

そして夕食の時間、食堂へ向かう