８.:*・１２月２４日 ページ8
「和…手、離してよ」
前へ進む和は、記者なんか気にしていないよう
和「……やだ」
「写真……撮られちゃうよ」
和「大丈夫だから」
どこから出てくるのかも謎な言葉を言って、
私の手をそっと握って進むんだ
…ズルい
バクバク心臓がうるさくなる
・
やっぱり私は……
いつになってもずっと好きみたい
和「Aちゃんの家、こっち？」
「……うん」
コク冫って小さく頷くと
また、優しく手を引いて歩き出す
少しだけ、嬉しくも感じる
・
カーディガンをヒラヒラさせるその姿は、
誰もが見とれるくらいかっこよくて…、
ぼぉ…って少しだけ、あなたに見入ってしまう
・
和「……クリスマスイヴにさ…、
パリ行くとか、縁起悪くね？」
「縁起…とか…関係ない…と思うけど」
・
和「…相葉さん、毎年誕生日どころじゃなかったんだよ(笑)」
・
「……ぁ、」
そうだ
今日は、雅紀くんの誕生日
私が…
日本を去ったのも―――--‐
１２月…
２４日。
・
・
和「……もう、黙って行くなよ？」
更に、ギュって強く、握られた手
少しだけ、泣きそうになる
「ごめんね…？」
和「誕生日ケーキ、作ってやれよ。相葉さんに」
「……あ、うん」
和「アイツ、きっと喜ぶよ」
“ほら、ついた”
気づけば、家の前
もう…お別れかって
少し、寂しく感じる
「雅紀くんにも…悪いこと、しちゃった」
和「家に、届けてやんな？
パリの成果、見せてあげな」
「そうだね…、」
和「じゃぁ、俺帰るわ」
ぱって離された手が
すごく、最後みたいで
きゅぅって胸が苦しい
・
「家…あがってかない？」
和「あー、いいわ。俺、行くとこあるし」
あっさり、断られて
夜の海に消えていったあなた
「断られちゃった…」
そんな独り言を、ポツ冫って言ってから
自分の家に…、
一人寂しく入った。
自分の家のはずなのに…、
悲しく感じるのは、
・
・
きっと、あなたの笑顔がないから
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二宮しゅう(プロフ) - 真耶さん» ありがとう＾＾ (2014年1月11日 20時) (
レス) id: 2ffc5864c1 (このIDを非表示/違反報告)
二宮しゅう(プロフ) - かじゅみーさん» はぁーい！ｗｗｗ (2014年1月11日 20時) (レス) id: 2ffc5864c1 (このIDを非表示/違反報告)
真耶 - そうなんだよ(笑)おぉーパート2に移動するだぁ!!めちゃ楽しみだ(∩≧∇≦∩) (2014年1月11日 20時) (携帯から) (レス) id: 02bf5d6fbc (このIDを非表示/違反報告)
かじゅみー - りょーかいｗあと、おめでとー!!まぁお父さんが使ってなかったら来るね!なんか最近パソコン仕事でよく使ってるんだよ（涙）でも、いつかゎ絶対見に来るから!!ｗがんばれよぉｗ (2014年1月11日 20時) (レス) id: 62fa092240 (このIDを非表示/違反報告)
二宮ラブ - 二宮しゅうさん» あっそうなんだ！ 絵文字ってどーやってやるの？ (2014年1月11日 19時) (レス) id: 70db30e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shukazu x他1人 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/otukimint/
作成日時：2013年12月15日 19時
