１１.:*・言葉 ページ11
「ま…さきくん…離して…よ…」
微かに香る、シトラスの香り
それは、雅紀くんからして、
雅紀くんは、また、ギュって強く抱きしめる
雅「…バカ」
「…」
・
・
雅「……会いたかったよ」
・
あなたの優しい声が、
ポカンと空いた、心を満たしてくれるように…、
きゅぅって胸がキツくなってゆく
それと同時に、あなたの優しい声に安心して、
自然と涙がポロポロ溢れてくるんだ
・
「っ…っ…ふぇ…っ」
落ちた涙は、雅紀くんのセーターに
次々とシミを作っていく
雅「…泣くなよ」
ポンポンって私の頭を優しく撫でて、
また、強く抱きしめる
「ごめ…っ…」
何となく、3年前から、
ずっと強がってたのは、知ってたのにね。
・
そんなの、“思いやり”じゃないってわかってたはずなのに、
ポロポロ溢れる涙は、正直なんだ
・
・
雅「……寂しかったんでしょ？」
・
きっと…、
こんな正直な人だから、
この人には、嘘はつけないんだ
・
・
静かに、コクﾝって頷いたら、
強引に、私の唇に、あなたの唇を押し付ける
「…ん…っ…」
甘い、大人のキスに、
なれない私は、離されると、
すぅって大きな息をする
・
・
雅「…ねぇ、俺と付き合わない？」
・
「ごめ…」
・
・
・
雅「絶対、寂しくなんかさせないし、
ずっと、……俺は、ずっとAちゃんを愛してるよ？」
・
あなたが言った言葉が…
・
“Aちゃんのお母さんと別れさせていただきました”
・
“俺は、ずっとAちゃんを愛してるよ？”
ニコって笑ったあなたは、
きっと、私が一番欲しかった言葉をくれたんだ
「…っ…」
雅「好きじゃなくてもいい
ねぇ……俺の傍にいて…？」
・
・
“カズが好き”
そんな風に想っていたのは、いつからだっけ？
・
最初は胸が、きゅんってなったり、
少し楽しかったんだ
それが、どんどん、不安に堕ちていって…。
・
気づいたら、雅紀くんの明るい笑顔に照らされていたんだね。
・
…今からでも、間に合うかな
「うん…っ…」
・
きっと、好きになるから
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二宮しゅう(プロフ) - 真耶さん» ありがとう＾＾ (2014年1月11日 20時) (
レス) id: 2ffc5864c1 (このIDを非表示/違反報告)
二宮しゅう(プロフ) - かじゅみーさん» はぁーい！ｗｗｗ (2014年1月11日 20時) (レス) id: 2ffc5864c1 (このIDを非表示/違反報告)
真耶 - そうなんだよ(笑)おぉーパート2に移動するだぁ!!めちゃ楽しみだ(∩≧∇≦∩) (2014年1月11日 20時) (携帯から) (レス) id: 02bf5d6fbc (このIDを非表示/違反報告)
かじゅみー - りょーかいｗあと、おめでとー!!まぁお父さんが使ってなかったら来るね!なんか最近パソコン仕事でよく使ってるんだよ（涙）でも、いつかゎ絶対見に来るから!!ｗがんばれよぉｗ (2014年1月11日 20時) (レス) id: 62fa092240 (このIDを非表示/違反報告)
二宮ラブ - 二宮しゅうさん» あっそうなんだ！ 絵文字ってどーやってやるの？ (2014年1月11日 19時) (レス) id: 70db30e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shukazu x他1人 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/otukimint/
作成日時：2013年12月15日 19時
