3話 ページ5
・
突然、鐘の音が鳴り響く。
「うぇ…なになに…?」
その瞬間体が光りだした。
そして視界に映ったものは、えーと…ここは広場だろうか?
これはまさか、ばあやが言っていたテレポートというものなのだろうか。
なにが起こるのだろうかと、僕が浮き浮きと楽しんでいると。
「ほぉ……」
急に空が赤くなっていく。
まるで不吉なことが起こる前触れであるような、紅の空だった。
他のプレイヤーも不思議に思ったのか、騒ついているようだった。
そして茅場晶彦と名乗る巨大な人物もどきが現れたのだ。
「……」
晶彦さん、大きい……
仮想世界ってなんでもありなのかなぁっと考えていると、晶彦さんが喋りつづける。
そしてログアウトボタンがないだの、それが本来のソードアート・オンラインの使用だの僕には理解ができない話が続く。
ていうか、ログアウトボタンがなかったのか〜ぐらいしか考えていなかった(軽率)。
それよりも、僕の脳内は素晴らしいこの容姿のことで埋め尽くされていたのだ。
っと、そのとき『すでに213名のアインクラッド及び、現実世界からも永久退場した』という晶彦さんの声が聞こえてきた。
「…えっ?」
思わず、声がこぼれた。
呆然と立ち尽くす僕を他所に、晶彦さんは話を続ける。
ヒットポイントが0に成ると、しぬ…? 蘇生手段もない…?
そして僕たちが解放される手段はゲームをクリアすることしかなく、100層のボスを倒すことがクリア条件…?
えっ、僕、ゲーム初心者なのに…ビギナーなのに…!!
むりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりぃ………
僕は混乱した、周りの人も混乱している。
そのなかで晶彦さんは『それでは最後に諸君らのアイテムストレージに、プレゼントを用意してある。確認してくれたまえ』と言った。
皆んな混乱しながらも、アイテムストレージを開く。
アイテムストレージの項目には”手鏡”が用意されていた。
僕は恐る恐る、手鏡をタップすると…
その途端、体が光り出し_________
「……へ?」
考えたくもない出来事が起こった。
・・・・・・・・・・・
挿絵の男の子はA坊ちゃんです。
イメージイラストも載せずに、挿絵を載せてしまいすみません(載せたい衝動を抑えきれなかった人)。
・
85人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)(プロフ) - 面白いです!更新お願いします。応援してます! (2020年4月4日 3時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
ひまん - アルートさん» そのように言って頂けて、嬉しいです。面白い物語を書けるように更新もろとも、頑張ります! コメント、ありがとうございます! (2018年10月20日 21時) (レス) id: 139a5926a1 (このIDを非表示/違反報告)
アルート - 展開などが面白いですね。今後も読ませていただきます!更新頑張って下さい。 (2018年10月20日 18時) (レス) id: 2c14469923 (このIDを非表示/違反報告)
ひまん - うんピーさん» うんピーさんも更新、頑張ってください!長文、失礼いたしました! (2018年10月14日 21時) (レス) id: 139a5926a1 (このIDを非表示/違反報告)
ひまん - うんピーさん» いえいえ!!うんピーさんの御作品が駄作でしたら、私の作品は一体なんなんだ…となってしまいますよ!とても心強いお言葉をありがとうございます!機械オンチですがなんなりと聞いてください(笑)私も聞かせて頂きます!お友達ができたようで嬉しいです! (2018年10月14日 21時) (レス) id: 139a5926a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひまん | 作成日時:2018年10月4日 22時