【016】急げ ページ17
イザベラと一緒に森の中に入って、2つの発信器の信号を追っていた。
A(レイ達の味方になるか、それともイザベラの味方になるか...)
イザベラの味方になっても、私が確実にママになれる保障は無い。それに、あの子達を見捨てることなんて私にはできない。
レイ達の味方になる方がいいと思うけど、リスクが高すぎる。必ず成功するのかわからないし、私が出荷されてしまうかもしれない。
A(まだ、しっかり決められない...はやく決めないと)
イザベラ「実はね、秘密を知ってしまったエマとノーマンを制御してもらうために、レイにスパイになってもらっていたの」
A「レイが...」
イザベラ「えぇ...でも、もうその必要は無くなった」
A「それは、どういうことですか?」
イザベラ「事情が変わったのよ」
ノーマン「足音がする...エマ!」
エマ「うん」
エマ「マ、ママとA...?どうしたの?」
ノーマン「どうして森に?」
イザベラ「10年...10年一緒に暮らしたけれど、お芝居抜きでお話するのはこれがはじめてね」
ノーマン「...」
エマ「お芝居...?」
イザベラ「初めましてエマ、ノーマン。私達以外誰もいないから、いい子のフリはしなくていいのよ?安心して?」
ノーマン「...」
イザベラ「3人で話がしたいの。Aは、後から来る3人を止めてくれないかしら?」
A「...わかりました」
エマ「A...」
A(急がないと...!)
レイ「A!」
ドン「エマとノーマンは大丈夫なのか?!」
A「ママが話していたの!もしかしたら本当にするかもしれない...早くしないと、エマかノーマンが!」
レイ「落ち着けって!何を聞いたんだよ?!」
ギルダ「とりあえず早く行こう!」
正直今もまだ迷っているけど、私は子供達の味方をすることに決めた。まだ、イザベラにはバレていないだろうか...
その時、
─────バキッ
聞きたくなかった音が聞こえてきてしまった
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ユウゴ - とても面白かったです!続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます! (2020年8月12日 10時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - まろまろさん» わざわざありがとうございます。頑張りますね! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 夢主の呼ばれかた、「シスター」のほうがいいと思います。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 79794f06f6 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください!!面白いので!! (2019年5月13日 21時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 蜜柑さん» わざわざありがとうございます。更新頑張りますね! (2019年4月5日 16時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つる | 作成日時:2019年4月2日 2時