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【012】懐かしい記憶 ページ13

A「私が、小さかった頃...」

いくら考えてみても、イザベラと一緒に過ごしたことを思い出せない。あのことを知ってまった10歳の時からの事は思い出せるけど、それよりも前...本当に何も知らなくて幸せだった頃は、何故かほとんど思い出せない事に今気が付いた。


A「うっ...(無理に思い出そうとしたからか...頭痛が...)」

具合が悪そうにしていると、イザベラに抱き締め頭を撫でられた。まるで、小さい子供を相手にしているかのように優しかった。

イザベラ「無理しないで。落ち着いて...大丈夫よ...」

A「...!」


イザベラに抱き締められるなんて初めてなはずなのに、懐かしく感じた。

A(大人に抱き締められるなんて、昔ママに抱き締められた時以来だからかな...)

でも、あのママとは違う懐かしい感じ...子供...兄弟や姉妹のような...


イザベラ「懐かしいわ...あなたが転んで怪我をした時、病気になってしまった時、眠れなくなってしまった時...こうしていたわね」





"うぅ...ひっく..."

"Aどうしたの?"

"あのね...うっ...怖い夢を見ちゃって..."

"眠れなくなってしまったのね?一緒に寝ましょう"

"うん、ありがとう!ねぇ...抱き締めてもいい?"

"いいわよ...さぁ、早く寝ましょう"



いつの記憶だろう...

この人は誰なんだろう...

温かくて、優しくて...

ママみたいな温もり


A(眠くなってきた...でも、ここで寝てしまったら...)







イザベラ「寝てしまったのね...あの時みたいだわ」


二度と会えないと...

抱き締めてあげられないと思っていた

もう大丈夫よ...私は、あなたを二度と1人ぼっちにさせないわ

"絶対"に

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ユウゴ - とても面白かったです!続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます! (2020年8月12日 10時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - まろまろさん» わざわざありがとうございます。頑張りますね! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 夢主の呼ばれかた、「シスター」のほうがいいと思います。 (2019年5月19日 21時) (レス) id: 79794f06f6 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください!!面白いので!! (2019年5月13日 21時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 蜜柑さん» わざわざありがとうございます。更新頑張りますね! (2019年4月5日 16時) (レス) id: 4e2fae6810 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つる | 作成日時:2019年4月2日 2時

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