【鬼滅の刃】雷の妹の秘密

１.再会 ページ2

藤の花がたくさん咲いているとても綺麗なところに私はいた。鬼は藤の花を嫌うと師範から聞いていたな...




師範「A、これを...」

A「藤の花の匂袋...なぜこれを？」

師範「Aは鬼を寄せ付けやすい体質だ。鬼は藤の花が嫌いだから、持っていきなさい」

A「ありがとうございます。必ず帰ってきますね！」

師範「待ってるよ」





奥の方へ進んでいくと、同じ年ぐらいの子が集まっていた。その中に見覚えのある人を見つけた。

善逸「もう、俺ここで死ぬ...絶対死ぬ...」

確実に兄さんだ。１人でぶつぶつと何か言っている。というこは、女に騙されて借金をしているというのは本当だったのか...

A「ねぇ」

善逸「ｷﾞｬｰｰｰｰ！...って、Aか。驚かせるなよ」

A「久しぶり。女に騙されて借金をしているって本当なの？」

善逸「あぁ...ん？何でその事を知っているんだ？あと、最終選別にいるってことはAも...」

A「違う！私は鬼殺隊に入りたくてここにいるの！借金の話は手紙で知った」

つい、兄さんに平手打ちをしてしまった。

善逸「痛い！女の子怖い！」


しばらく言い合っていると、前に２人の女の子が現れた。２人から最終選別の説明を聞いた。７日間生き残ればいいらしい。

善逸「ついに始まるのか...A頼む！一緒に行動してくれ！」

A「嫌だよ。自分で何とかして」

善逸「１人でなんて...」


兄さんを置いていき、私は山の中に入っていった。私は鬼を寄せ付けやすい体質だから、できるだけ一緒に行動をするのは避けよう。

A「兄さん...本当は一緒に行動したいけど、ごめんね」

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