恋愛小説に憧れて2【wrwrd!!】

レッスン77 ページ37

「グルちゃん、ちょっといい??」
「ん、どうした?随分と機嫌が良いみたいだが」
「ふっふっふ…見よ、私の力作…そして思い!!」


ソレを見てグルッペンは目を丸くしていた。
…彼にはブラックダイヤモンドのピアスを。
─────
「トントントトントントン」
「そんな呼ばんくても聞こえとるわ、なに?」
「ふふ、はいこれ、私のトントンへの思い!!」


トントンは口を半開きにしていて。
…彼にはレッドアンバーのネックレスを。
─────
「大先生〜起きて〜!!」
「んぁ…?なんやこんな早く…??」
「はい、絶対落とさないでね、いい?」


大先生は少し混乱していて。
…彼にはラピスラズリのブレスレットを。
─────
「シャオちゃん…そろそろ訓練やめて??」
「いや、まだまだ身体動かしt」
「これ大事に持っててね、絶対だよ?」


シャオロンはそれをまじまじと見ていて。
…彼にはゴールデンカルサイトの
キーホルダーを。
─────
「マンちゃん待って!仕事行く前に!!」
「Aやん、珍しいなこんな朝早くに」
「はいこれっ!!これ持ってって!!」


オスマンは驚きつつも
ニッコリと微笑んでいて。
…彼にはグリーンオパールのチェーンを。
─────
「シッマ、私は抱き枕じゃないから」
「ん〜…まだ眠い…」
「いい加減起きて!これあげるから…ね??」


コネシマは寝ぼけた顔で綺麗だと呟いて。
…彼にはアクアマリンのチョーカーを。
─────
「ゾm…殺ってきたの??」
「お、Aおはよ。
たまたま近くを彷徨いとったからな」
「そっか…ちゃんと洗い流してきてね?
あと…はいこれ」


ゾムは血がつかないように慎重に眺めて。
…彼にはエメラルドのペンダントを。
─────
「ロ〜ボロ、ロボロロ〜ボロ〜」
「また何か壊したん??」
「壊してないよ!?これを渡しに来たの!!」


ロボロは少し戸惑いながらも受け取って。
…彼にはチェリークォーツのネックレスを。
─────
「らんらん居る〜?」
「居るよ、また外道丸に会いに来たの??」
「いや、今日はらんらんに渡したい物がね…
これなんだけど」


ひとらんは驚きつつもぎこちなくソレを
受け取って。
…彼にはホワイトオキニスのストラップを。
─────
「エミさん…?あ、居た居た〜」
「今日は来るの早いやん、どないした??」
「エミさんにはこれしかないと思って…!!」


エーミールは瞳を輝かせていた。
…彼にはフリントストーンの栞を。
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