レッスン74【ni】 ページ34
「お前ええ加減にアタックせぇや」
「なんやお前…無理に決まっとるやろ阿呆」
「A…そろそろ誰かに取られるで。
もしかしたら誰かに告白されとるかも…」
「へっ??」
グルッペンの拍子抜けな声に呆れつつも、
倒れた椅子を元に戻してやる。
「に、兄さん…それは本当かっ!?」
「いや俺ほとんどこっちに居らんから
分からへんけど…有り得なくはないやろ??」
「確かに…最近はシャオロンがAに
甘えていたり、ロボロがイチャついていたり
というのは見かけるが…」
いやお前もそれくらいアタックせぇや、
とツッコミたくなるのを抑えて、静かに
切り出した。
「グルッペン、それ見て何とも思わんのか??
俺ももっとああしたいとかは無いんか??」
「ある…あるけどぉ…」
「あんな鈍感には相当アタックせぇへんと
気づかへんって、お前も分かっとるやろ??」
そう言えば彼は黙って考え込む様な動作をし
パッと顔を上げた。
「つまりもっと攻めろと…??」
「せや、出来ないとは言わせへんぞ」
「…嫌われないか心配なんだ。
Aが嫌だと思うことはしたくない」
はぁ…全く此奴は、昔から変わらへんな。
「あの恋愛小説大好き人間が、攻められて
嫌だと感じると思うか??寧ろ喜んでるやろ。
若しくは興奮してる」
「興奮…」
「あ〜もう…お前ら見てるとこっちが
イライラすんねん。
早う突っ込んでくっ付けや阿呆グルッペン」
「あっ…阿呆ォ!?」
その後もグチグチと文句を垂れていたが
彼の顔が赤かったのは…
本人には言わないでおこう。
(さて、この修羅場はどうなるんやろな…??)
─────
前編「恋愛小説に憧れて」が
100,000hitを超えました!!Foooo!!!
ありがとうございます、ほんとに
ありがとうございます(深々とした土下寝)
そして「恋愛小説に憧れて2」も
20,000hitを超えました!!
ありがとうございますぅ…!!!!!
日に日にお気に入り登録者数も
増えていって…ありがたき幸せです。
今後とも私あおりんを宜しくお願いします!!
更新は頑張ります…成る可く早く…!!
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あおりん(プロフ) - Aの化身さん» 私は日々疲れているんだよ(適当) (2019年4月23日 21時) (
レス) id: d835d0636f (このIDを非表示/違反報告)
Aの化身(プロフ) - 最近更新の波に乗ってるな…そうか、疲れたか(すっとぼけ) (2019年4月21日 20時) (レス) id: dad4428741 (このIDを非表示/違反報告)
あおりん(プロフ) - はっちゃんさん» イケシマ最高だよね(自画自賛)応援ありがとー!! (2018年7月16日 14時) (レス) id: 3b5af45ab7 (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - イケシマ最高だね。応援する (2018年7月16日 13時) (レス) id: 73631aae6a (このIDを非表示/違反報告)
あおりん(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえてすごく嬉しいです…!!更新頑張ります!! (2018年7月15日 18時) (レス) id: 3b5af45ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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