レッスン53【マブダチ・rbr】 ページ12
-rbr視点-
いよいよ花火大会当日。楽しみにしていたのに、
目の前に居る人物を見るとテンションが下がる。
「なんでお前居んねん…!!
Aと二人でデートする予定やったのに!!」
「は?んな事させるかよ、
俺やってAと二人きりが良かったし…!!」
なんで…なんでよりによって
他の奴ならええって訳じゃないけど…なんか…
シャオロンなのは…なんか嫌や()
二人で揉めていると、浴衣姿のAが小走りで
こちらへやってきた。
「ごめんごめん、浴衣着るの慣れてなくてさ…
時間かけちゃった。」
Aの浴衣は、可愛らしい花を散りばめた…
ピンク色の浴衣だった。
普段のAでさえ可愛いのに、浴衣姿…
しかもピンクのって…もう、やばいやん…!!
「んっ…?なに、二人とも…なんか変だった??」
「え、あ、いや…その…可愛ええなって…!!」
「ほんと!?えへへ、ありがとね…!!」
照れくさそうに笑うA。
ああああもうホンマに無理可愛いいい!!←
「ねね、あそこの綿あめ美味しそうじゃない!?
あと、あっちのチョコバナナ!!」
「お前…食い物ばっかやん…w」
「もぉ、シャオちゃん…
今日だけはいっぱい食べなきゃダメだからね!!」
「え、嫌です。」
隣で楽しそうに笑う二人を見ていられなくて、
「ほら、あっちのりんご飴も美味そうやで!!」
と言いAの手を引いた。
後ろに居たシャオロンは、どんな顔しとったんやろ。
─────
「んん〜…美味ひい…幸せ〜!!」
「こーゆー時ぐらいしかこんなに食えへんもんな。」
「そうだよ、普段から食べてたら太るし!!」
「Aは太ってても可愛ええで??」
「…フォローになってない。」
そんなたわいも無い話をしていると、突然
Aが駆け出した。
「えっ…??どしたん、A…迷子になるで!?」
「探さなきゃ!!」
そう言い残して、Aはどこかへ消えてしまった。
俺が、俺がなんかしてもうたんか…??
探すって…何を??落し物…ではないよな…??
俺はその場に立ち尽くした。
─────
花火大会ってもう時期すぎてr(
ちょこっと長編の方更新します、この話だけでも
終わらせないと…季節が…!!←
232人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおりん(プロフ) - Aの化身さん» 私は日々疲れているんだよ(適当) (2019年4月23日 21時) (レス) id: d835d0636f (このIDを非表示/違反報告)
Aの化身(プロフ) - 最近更新の波に乗ってるな…そうか、疲れたか(すっとぼけ) (2019年4月21日 20時) (レス) id: dad4428741 (このIDを非表示/違反報告)
あおりん(プロフ) - はっちゃんさん» イケシマ最高だよね(自画自賛)応援ありがとー!! (2018年7月16日 14時) (レス) id: 3b5af45ab7 (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - イケシマ最高だね。応援する (2018年7月16日 13時) (レス) id: 73631aae6a (このIDを非表示/違反報告)
あおりん(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえてすごく嬉しいです…!!更新頑張ります!! (2018年7月15日 18時) (レス) id: 3b5af45ab7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ