恋愛小説に憧れて2【wrwrd!!】

レッスン44【sinpe】 ページ2

｢A〜!!A居る〜!?｣
｢ｲﾅｲﾖー(だから早く帰れ)｣
｢A見っけ♡｣
｢いぎゃああああああああああああ!!｣


ペ神に呼ばれる時はろくな事が無い(確信)


｢なんで逃げるん?今回"は"薬無いで〜。｣
｢今回"は"って何!?今後はあるんですね
知ってます!!｣
｢逃げるなや〜!!ホンマに話があるんやて!!｣


いきなり腕を掴まないでもらえますかね。
怖いんですけど()


｢A…本音を聞きたいんや。｣
｢今すぐ逃げたいです。｣
｢そうやなくて…ぶっちゃけ、やで??｣


なんですかまた男になって欲しいとかですか。


｢…ここの幹部の中で誰が1番ええ男やと思う?｣
｢はい??｣
｢いや、皆カッコええやろ??その中の1番を…｣
｢私ホ○じゃないんで。ロボロとかマンちゃんに
聞いてください。｣


なんだこのカオスな会話…。
私は今から大先生と粛清されなきゃいけないんだよ…。
早く解放されたい…誰か来てくれれば
そっちを襲うだろうし…誰か来てクレメンス!←


｢A〜…早く来てくれへんと、もうトンちが
ヤバいねんけど〜…。｣


(その声は…大先生!?
よし、ペ神!大先生を襲うんだぁ!!←)


｢Aに聞いとるんよ、襲うとかや無くて…
誰が1番好きなん??｣


質問の内容変わってませんかね!?


｢A〜!!｣


どうしよ…早く行かないとトン氏がマジおこだし、
でもペ神の質問に答えないと解放されないし…。


｢大先生!!大先生が1番だよ!!
だから早く解放して!?｣


私はとっさに大先生の名を使ってしまった。
大先生ごめんね!!()


｢…大先生が1番好きなん??｣
｢うんうん、大先生が1番好き!!
無能だし変態だけど1番私の事分かってくれてる
と思うから好きだよ!!だから解放してぇ!!｣


するとペ神はパッと手を離し、解放してくれた。
意外とすぐ解放してくれるのね…。


｢へぇ〜…じゃあ俺はゾム襲ってくるな〜!!｣
｢い、いってらっしゃい…(ゾム頑張れ)｣


ペ神と別れて、大先生の元へ足を運ぶ。


｢はぁ〜ごめん、大先生…!!
ちょっとペ神に捕まっててさ…。｣
｢…ぁ、うん、えと、大丈夫やで……。｣
｢ん?どしたの大先生。顔赤いけど…熱??｣
｢ぅえ!?ちゃ、ちゃうねん!!熱やなくて…
えと、その…。｣
｢熱じゃないなら良いけど…無理しないでね??｣
｢…うん……。｣

──────────────

｢…これじゃあ全員脈ナシやで。大丈夫か皆。｣


俺は総統室へ入った二人を横目に、そう呟いた。
──────────
レッスンって何()

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