一十木音也【我慢】×

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「早く、死んでよ……」


＿＿＿ちゅ



『っっっ！？』

「先に消毒が必要だったね」



唇に音也の唇が重なった



『あっ…ぅっ！！』


ごめんなさい。 そう伝えたいのに声が出ない



「ふっ……もう遅いよ＾＾ 裏切ったAが悪い




死んで




償えばいい…




俺の辛さを




知ればいい…」





＿＿＿グサッ！！ グチュ、ビシャッ



刺したところを横に引き裂いた




『っっっっっっっっっっっっっっっ！！！！！』


「ははっ！！ 声が聴けないから残念だけど、これで俺はつらい思いをしない。 次はAの番だよ？」




動かないAに話しかける音也の背中はとても寂しく見えた




end.

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