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幼き日 ページ28
お題を見るのが先か、こちらを見るのが先か、テヒョン先輩は明らかにこちらに向かって走ってきていた。
テヒョン先輩の目が私を捉えているようで、目を逸らさないでいた。
「ヌナ、逃げるよ」
隣でグクがそう言ったのはしっかり聞こえた。
聞こえたはずなのにその言葉はすぐさま右耳から左耳に突き抜けて、さらに体も動かなかった。
どんどん近づいてくるテヒョン先輩にドギマギしていた。
私の目の前で止まるテヒョン先輩。
「A、来てくれる、よね？」
テヒョン先輩に見つめられてる。
今まで、色んなテヒョン 先輩と過ごしてきたけど、これほどまでに真剣な眼差しは初めてだったと思う。
そんなテヒョン先輩の目に圧倒されていると、テヒョン先輩は私の手を取った。
「ヌナ！行かないで！」
後ろからグクの声が聞こえる。
いつもなら真っ先に振り返ったはずなのに
その日だけは
私の手を引くテヒョン先輩の背中から目が離せなかった。
テヒョン先輩が好きだ。
好きな気持ちで心がいっぱいいっぱいだった。
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お茶っ葉(プロフ) - TH可愛すぎて…ぐぅちゃんは何だか危険な香りしますね笑作品応援してます!!ファイティン!!!! (2021年9月6日 21時) (
レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：炭酸 | 作成日時：2019年10月7日 0時
