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幼き日 ページ19
そんな帰り道での少しの寂しさを埋めてくれる存在が、テヒョン先輩だった。
テヒョン先輩とはいろんな話をした。
新しくできたドーナツ屋さんが美味しいだとか、面白い映画があるだとか、もちろん、グクのことも。
「今日も1人なんでしょ？一緒に帰ろ？」
そう言って、本当は反対の道なのに家まで送ってくれるテヒョン先輩はとても優しかった。
当たり前に車道側を歩いてくれるところも、雨が降った日には「傘入れて！」なんて言って私の傘をひったくっては、明らかに私の方に傾けるせいで肩をびしょびしょに濡らすところも、私がテヒョン先輩を意識するのには十分すぎる理由になった。
ある日、委員会が長引いたせいで帰りが遅くなった時があった。
テヒョン先輩といつものように帰っていた。
「ヌナ！！！！！！！」
後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
私は咄嗟に振り返った。
そこにいたのは確かにグクだった。
でも、私の見たことのあるグクではなかった。
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お茶っ葉(プロフ) - TH可愛すぎて…ぐぅちゃんは何だか危険な香りしますね笑作品応援してます!!ファイティン!!!! (2021年9月6日 21時) (
レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：炭酸 | 作成日時：2019年10月7日 0時
