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幼き日 ページ12
次の日、学校中である噂が広まっていた。
それは、ジョングクが年上の女の人に惚れている、と言う内容のものだった。
昨日グクが言ったことは本当だったのだと、現実を突きつけられたような気がした。
今日も変わらず、
グクのおはようから始まり、グクと他愛ない話をしながら登校した。
ただ変わったのは、グクには好きな人がいるということ。
たった一つだけなのに、こんなにも私の心を占領してしまうのは、グクが大切な大切な弟だからなのだろうか。
そんな噂が流れる中でも、グクが私のいるクラスに来ない日は一度もなかった。
今思えば、「仲良し姉弟」なんてなまぬるいものじゃなかったと思う。
廊下ですれ違ったり、グクが背後で私に気付いた時なんかは、場所にも寄らず、人がいるにもかかわらず、「ヌーナっ！」なんて言って抱きついてきた。
私はふざけて
『グクったら、こういうことは好きな人にやるものでしょ？』
と言ったことがある。
この時気づけばよかったんだ。
グクが一瞬複雑そうな顔をしたことを。
「分かってるよ」
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お茶っ葉(プロフ) - TH可愛すぎて…ぐぅちゃんは何だか危険な香りしますね笑作品応援してます!!ファイティン!!!! (2021年9月6日 21時) (
レス) id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：炭酸 | 作成日時：2019年10月7日 0時
