【文スト】愛されてるあの子と愛されない私【太宰治】【中原中也】

HappyEND 中也 ページ43

3話くらい前の(?)武装探偵社が入ってきたところからSTARTです！

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福沢｢A。今まで辛い思いをさせてしまって悪かった。しかしそれはその男の命令なのだ。｣

そう言って福沢社長の指を指す方向を見る。

そこにはニッコリと笑っているドストエフスキーがいた。

その顔は『バレちゃった』とでも言っているかのようだった。

｢……ほっ、本当に命令したんですか？｣｣

恐る恐る聞いてみるとドストエフスキーはニッコリしたまま答えた。

ドスト｢……はい。そうですよ。Aさんは、そちらを信じてしまいましたか。｣

愉快愉快と、その場を楽しんでいるかのようなドストエフスキーに

ふしぎと鳥肌が立ってしまった

ドスト｢……では。そろそろ迎えが来るので。また逢える日まで｣

そう言った直後上からゴーゴリさんがやって来てドストエフスキーと

自分をマントに包んだ。

呆然と見ているともう2人は消えていた。

太宰｢Aちゃん。私達のこと信じてくれてありがとう。｣

太宰さんがそう言うと探偵社のみんなも次々にありがとうと言ってきた。

中也｢……手前も、強くなったな｣

中也は、私の頭をぐしゃぐしゃと乱暴に荒らして

じゃあまたな！と言って帰ってしまった。

中也が帰ったあと探偵社の皆は全員で私にハグしてきた。少し苦しかったが

皆の温かさに包まれて、堪えていた涙が出た。



私が泣いているのがわかると皆は一瞬で離れた。

私が嬉し泣きだよ。と言うとホッとしたように

胸を撫で下ろして私に言った。





探偵社全員｢おかえりなさい。A／Aちゃん｣


この場合答えは1つしかないだろう。


｢ただいま！！｣

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