【文スト】愛されてるあの子と愛されない私【太宰治】【中原中也】

目覚めたら ページ25

少し青白い明かりが私を照らしつけた事で

目が覚めた

見覚えのない白い天井をただただ見つめる


あたりを見回してみると、誰もいなかった

すると、天井から突然手がでてきた

いわゆる、幽霊と言うやつだろうか



どこまで冷静なんだろう私は

頭の中でそう1人でツッコミを入れていると

天井から髪の毛まで出てきた

流石に少し怖くて、元々入っていた布団をぎゅっと、手で握った

ついに、顔まで出てきてしまう

のっぺらぼうだったりするのだろうか

すこーしだけの好奇心と 物凄い恐怖心で

布団に潜るか、もぐらないか考えていたところ

ついに顔を出した。

顔にトランプを付け、 髪を三つ編みにしている

顔の整った青年(?)だった

何をしてくるのだろうかと、ぎゅっと目を瞑った


(?)｢さてここでクーイズ！！

私の名前はなんでしょう！？

ヒント！ゴーゴリ！あっ答え言っちゃった！｣

……ん？

1番初めに出す言葉はこれだ

目の前の男は、天井から逆さになりながらもクイズを出して

さらに答えまで言っていた。

そのなんとも不思議な光景に、私はただただ

口を開くだけだった

ゴーゴリ｢じゃあ次のクイズ！



何故君はここにいるのでしょう！｣

勝手に出されたクイズに応えようかと悩んでいたら

扉から

誰かが入ってきた

兎少女と虎少年→←魔人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す