お隣さんはシングルさん3

118.you ページ23

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「もう…そんなこと言ってないでしょ？
同窓会の連絡とか、何か緊急で伝えなきゃ
いけないことができた時とか、
ん〜あとは私が死んだ時とか？」


TH「死んだ時なんて縁起でもないこと言わないで！」


いや、そこ？冗談じゃん？話逸れちゃうから；



TH「俺は元カノの連絡先なんて入ってない」


JH「テヒョンア、もうちょっと言い方優しく」


TH「本当は男の連絡先なんて
1人も入れて欲しくない。
メンバーは仕方ないけど本当は嫌」



聞いてれば勝手なことばっかり。

私の中で何かがキレた。



「………」


JH「ヌ、ヌナ？」


真顔になった私にビビりながら
様子を伺うホソク君。


「ホソク君」

JH「は、は、はいぃぃ！！！」

「ちょっとの間サランお願いしていい？」

JH「へ？…よ、よろこんで！！」



その返事を聞いて
スタッと立ち上がり部屋を出ようと
無言で歩き出した。


TH「Aちゃん待って！！」


出る前に捕まったけど。

でも止められても困るよ。



「離してくれる？」


TH「やだ」


「……ここでケンカするのと
少し時間おいて冷静になって話すのと
どっちがいい？」


TH「こんな雰囲気のまま離れたくない」


「冷静になって話すのが賢明だと思うけど」


TH「だって…」



みんなのいるところで
ケンカなんかしたくないんだけど


せめてもの救いはサランがお風呂でいないことかな。




「はぁ……、

ねぇ、自分勝手すぎない？
知ってるんだからね？
しょっちゅう女の子から連絡来てるの。
自分はアイドルの子なんかと連絡先交換して
仲良くやってるじゃない。

職業柄人付き合いも大切だから仕方ないって
割り切って見ない振りしてるのに
元カレの件は置いといて、
私には1人もダメ？メンバーも嫌？

呆れて物も言えないんだけど」


なんてバリバリ文句言ってるけど←
私たちの雰囲気に部屋中が静まり返る。
あ、さっきからずっとか。



「嫉妬する気持ちはわかった。
でも自分にできないことを私にだけ
押し付けるのは違うんじゃない？

いいよ、元カレの連絡先は消す。
それで満足？男は全部消したがいいの？」



自分でも言い方悪いなって思うけど
生憎私も頭に血が上ってて冷静じゃない。


メンバーの顔が引きつってるのも
気にしていられない。




JN「あがったよー！！…て何この雰囲気」


お風呂から戻ったソクジン君が
部屋の雰囲気にびっくりしてる。


そりゃそうだよね。
温かいお風呂から一気に氷点下だよ。

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