お隣さんはシングルさん3

116.you ページ21

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お父さんとお母さんは束の間の帰国を終え
また海外へと飛んで行った。


お父さんとお母さんが居てくれる間は
普段頑張ってくれてるからって
すごく楽に過ごさせてもらった。


お世話する日常から
お世話してもらう立場になって
私もちょっとの間だけど
久々に娘に戻れたのが嬉しかった。



そして今日は3日ぶりのテヒョン君。


サムギョプサルパーティーするから
こっちにおいで、と言われて
お隣にお邪魔している。



ソクジン君とユンギ君の年長コンビが焼き担当。
ソクジン君はたまにホソク君やジミン君と
バトンタッチしてるのに対して
絶対にその場を譲らないユンギ君が面白い。

いつもは何もせず待ってる側なのに。



YG「ほらヌナもっと食べて」

「うん、ありがとう！」



意外と世話焼きなんだよね。
いつもはこじんまりとぼーっとしてるのに、
こういうとこ見るとやっぱお兄ちゃんだね。

弟たちが嬉しそうに食べてるよ。


サラン「ユンギオッパ！はいどーぞ！」


ずっと焼いてるユンギ君に
サランがサムをプレゼント。


YG「おー、うまいうまい。
ありがとなサラン」


そう言って頭を撫でるユンギ君は
今日はすこぶる機嫌がいいのか
随分お砂糖気味ですね。

サランも撫でられて嬉しそうに笑う。


そうなればみんな黙っていなくて

俺にも！次俺！と小さな女の子に
サムを求める大の大人たち。



TH「おれにはAちゃんが作って？」


みんながサランに群がる中
テヒョン君だけは隣に来て甘えたさん。


「ふふ、はいどうぞ。…入るかな？笑」


特大サイズのサムを口に持っていくと
大きな口でスタンバイ。…すごい顔。
撮っていい？ねぇ、撮っていい？←


口にいっぱいで喋れないみたいで
モグモグしながらグッド、グッド！と
親指を立てている。


JK「ヌナ〜！俺もデカイの食べたい！」


食いしん坊マンネにはサンチュも2枚使って
テヒョン君と色々入れて超特大サイズにしてやった。



JK「ねぇ待って入んないから」

「せっかくヌナが作ったのに？」

JK「………」



一生懸命一口でいけるよう詰めこみだした。
いや無理だろう。一口で入ったら怖いわ。

そんなおバカな末っ子に
お兄さんたちは大爆笑で動画撮ってる。

結局お手上げ、とギブアップ。



JK「俺もヌナに愛情いっぱいの作ってあげるね？」

「もうお腹いっぱいだから私ごちそうさま〜」

JK「………」



はは、そんな目で睨まないで。

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