お隣さんはシングルさん3

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TH「…俺の前にも両親に
紹介するくらいの彼氏がいたの…？
お父さんが娘の彼氏に会うのは
久しぶりって言ってた」



お父さんそんなこと言ってたっけ？

そもそも今回みたいにちゃんと両親に
紹介したことなんて初めてだったんだけどな。



TH「ねぇなんで黙るの」


「あ、いや、そんな人いたっけな〜？って」


TH「俺それがすっごく嫌だった」



愛情も嫉妬もストレートなテヒョン君らしい
その言い方が可愛くてつい笑ってしまった。



TH「笑わないでよ、真剣なのに！」


「ごめんね？笑
私両親にちゃんと紹介したのって
テヒョン君が初めてだよ？
…多分だけどお父さんが言ってるのって
高校とかの頃のことじゃないかな〜？」


TH「…高校の時の彼氏？」


「うん、家まで送ってもらった時に
家から出てきたお父さんと何度か
顔合わせたことがあったな〜って。
でもその程度だよ？」


TH「なんだそっか、…なーんだ！
あ、でもなんかやだな。
デートの帰りに家まで送ってもらってたの？
俺Aちゃんにしてあげたことないのに。
今度やってあげるね！」


「いや、そのまま家来て泊まるじゃん？」



何に張り合ってるんだか。笑


デートに出ることもほとんどなければ、
一緒に外に出るって隣に行くくらい？
そこからそこまで送られても。←


むしろ、そのまま我が家にお泊りじゃん？てね。



でも誤解？が解けてよかった。

拗ねているのも、機嫌が良いのも
すごく分かりやすい彼だから


いつもの彼の声に戻ってホッとした。



それから安心したように
またペラペラ喋りだしたテヒョン君だけど
今回の元カレ事件で気になり出したのか


元カレとは今も連絡取ってるの？
どんなところが好きだったの？


色々気になることを聞いてくるけど、
それ聞いてもいいことなくない？苦笑


私はケンカ別れというものをした事がなくて
別れてからも友達に戻る事が多かった。


仲が良いというわけじゃないけど
連絡先くらいは知っていることを伝えると
テヒョン君はショックを受けていた。


でも連絡は取らないよ？
だってテヒョン君がいるから。
彼氏がいるのに元カレと
連絡取ったりする程バカじゃない。
連絡取っていたのももちろん
テヒョン君と付き合い出す前まで。


だって自分もされたら嫌だからね。


それも伝えると少しは安心してくれたみたいだけど
納得はいってなさそう…


ん〜…これはちょっと難しい問題かな〜。


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