お隣さんはシングルさん3

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みんなが良い具合に酔っ払ってきたとこで
親衛隊の隙を見てこそっとAちゃんを
俺の部屋に引っ張ってきて



ー ガチャ


鍵を閉めた。



TH「やっと2人になれた」



あとはジニヒョンがうまくやってくれるはず。
頼んだよ、ヒョン。



TH「ずっとジョングクとジミンにひっつかれて…」

「ふふ、さみしかったの？」

TH「……ん」

「かわいいね、テヒョンくん」



そう言って、ちゅっと可愛いキスをくれる。



TH「あ〜、あとちょっとで誕生日終わっちゃう」

「ほんとだね、…ステキな1日になった？」



TH「ほんとに最高の誕生日だった。
Aちゃん達が居てくれて、
メンバーが居てくれて、
今年の集大成の賞がもらえて、
その瞬間を一緒に過ごせて、
その1日が終わる瞬間にもこうやって隣に居れて
こんな幸せでいいのかなって思っちゃうくらい」


「そっか。私もそんな素敵な誕生日を
一緒に過ごせて幸せ！」


TH「…俺もっともっと頑張るから。
今の幸せに恥じない人間になれるよう、
だいすきな人たちを幸せにできるように」


「ふふ、もう今のままで十分だよ？
ファンのみんなだって、メンバーのみんなだって
もちろん私とサランだって。
テヒョン君のおかげでみ〜んな幸せ！」



TH「笑。だったらいいな」


ベッドに並んで座ってるAちゃんを
向かい合わせで膝に乗せて
近くなった体をぎゅっと抱きしめる。


「ふふ、やだ、くすぐったいよ」


首元に顔を埋めてスリスリと動かせば
そんな可愛いことを言って笑ってる。



TH「Aちゃん、愛してるよ」


顔を上げ見つめてそう伝えれば
顔を真っ赤にして潤み始める目。



TH「誕生日が終わる最後の瞬間まで
Aちゃんを感じてたいから…いい？」


「で、でもみんないるよっ、」


TH「みんな今頃事務所行きのタクシーの中だよ」



Aとの時間はヒョンがどうにかしてやるから、
って言ってくれたジニヒョンの計らいで
今日はみんな事務所の作業室と仮眠室で
寝ることになってる。


年末のスケジュールで疲れてるのに申し訳ないけど
誕生日だからな、特別だぞ！
とみんな快く巻き込まれてくれた。
ありがとうメンバーたち。



TH「てことで…」


「、んっ、や、」



最後にとっておきのプレゼント
貰わないとね？


とか言いつつ散々前日もしてるけど。


なんのために化粧落とさず
テテちゃんでいると思ってんの。

これからのお楽しみのためでしょ。←

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