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Aside
ライブが終わり、耳鳴りが止まらない中
あのマネージャーさんに呼び止められ関係者出口にある車に乗せられる
少しして、
「...おつかれ〜」
すばるくんが入ってきた
『あっ......お疲れ様...』
「...よぉ」
少しぎこちない二人は、後ろの席に並んで座った
車内ではすばるくんのiPodが流れる
「あ、ちょっと実家行きたいねん。駅からはタクシーで行くから」
マネ『実家...ですか』
「おん」
そう言って駅名を伝え、車は走り出した
「......泣き過ぎやろ、お前」
『えっ!?/////』
見られてたっ...////??
「あと...、丸のこと見過ぎ。」
...え、...だって普段あんなに変なのにベース弾いてる時すごいかっこいいんだもん...(笑)
『...っ、でもすばるくんのことずーっと見てたよ?///』
「言うたやん、誰見てるか分かるようにしたって......丸やら亮やら、目で追ってたやん」
頬を少しふくらませて怒るすばるくんはとっても可愛くて、さっきまでのかっこいい姿の面影はなかった
『ごめんって^^ すばるくん...泣いてた?』
「...っ、泣いてへん!」
窓の方を向いて、話をそらすすばるくん
『.........^^』
私の左手は すばるくんのぬくもりに包まれていた。
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駅に着いて、タクシーに乗り換え
しばらくして大きな一軒家の前に停まった
「ども」
すばるくんはカードを出して、タクシーから降りた
『ご苦労さまです...』
タクシーから降りてその家を見ると、
表札には 渋谷 の文字
「...俺ん家^^」
『...わぁぁ.../////』
すばるくんはチャイムを鳴らし、挨拶をした
母『おかえり〜!!あら!!』
「あっ、オカン...こいつ...」
『お久しぶりです^^』
私は持って来ていた手土産を渡す
母『ありがとうAちゃん^^』
「...は!?;;」
既に顔見知りな私たちを見て、すばるくんは困惑していた
母『まぁ入りぃな!ほれ疲れたやろ!』
「とりあえず腹減ってん」
お義母さんに手を引かれ、部屋に上がる
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アマース(プロフ) - ありがとう。 (2013年7月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 062b7c3d53 (このIDを非表示/違反報告)
アマース(プロフ) - なんか.....映画一本見終わった感じがします(笑)これからどうなるんやろう……。って考える話もあれば、やったぁ!!!って喜ぶ話もありました。これから番外編も読んできます。毎回ドキドキしながら読めました(笑) (2013年7月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 062b7c3d53 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - まぁぽんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。皆様の心の中に何か残ってもらえたら、なんて気持ちで書いていたので。これからもよろしくお願いします。 (2013年7月22日 0時) (レス) id: 3f022dc356 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます。自分のペースで進めていきますね。移行先でもお会いできることを楽しみにしています。 (2013年7月22日 0時) (レス) id: 3f022dc356 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ∞なっちょん∞さん» ありがとうございます。移行先にはもうお越し戴けたでしょうか...?ぜひ、お楽しみ下さい。 (2013年7月22日 0時) (レス) id: 3f022dc356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなた | 作成日時:2013年7月15日 1時