Pick up WEST!?

ふぁいぶ ページ5

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「…っ、んー、、」







邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔




さっきからこの二文字で頭が埋め尽くされてる







まだ5時55分やねん…あと5分の睡眠時間邪魔されてんねん…大量わんこに……。







ほんまに寝たいから今すぐボーンと落っことしたいとこやけど、

良心が働いてそんなこと出来るわけもない。








いや、にしても異常に狭いねんけど…




なんでこんな窮屈なん？？


昨日寝た時より誰か太ったやろ？？


あっくん太ったやろ？？







……もういっか。五分くらい諦めっか。







珍しく素直に諦めて、布団を出て振り返ったその時。







不思議なことに気づきましてね？







「……は？」







私が出た布団からは、どう考えても淳太くんより小さな小さな、

キッズハンド…



簡単に言うと………子供の手







状況が理解出来ず、そっと布団をめくると…








「は！？え！？やだ！！なに！？ギャアアー！！」








目の前には、いるはずのない子供が6人……




代わりに、愛しのわんこが1匹もいなくなってる。






どないなってんねん……意味わからんわ……






は？夢？夢？え？夢？さすがに夢よな？？







淳「Aうっさい…」







私の叫び声で旦那お目覚め



そりゃ目覚めてもらわな困る。何この状況？



夢なら夢ってそう言ってください神様仏様淳太様







「淳太くん！！これって夢！？そりゃ夢よな！リアルなわけないやんな！」


淳「なに…？寝ぼけとんのかA？」


「何ちゃうって！
あんたの隣に寝てるの犬ちゃうねんで！？子供やねんで！？ちゃんと見て！！」


淳「はぁ…？、うわっ!!!!!!!なんやコレ！？は！？」


「ちょ、踏まんとってよ！」


淳「は？なんやねんこれ…犬は？この子ら誰やねん…」


「うちも分からへん…何コレ？」








ウチらビビり夫婦やから…


キッズ達がぐーすか眠るベッドから走って逃げて、
寝室の端っこで抱き合ってる





なにこの図？？




何この状況？？？








淳「A？とりあえずさ、起こしてみーひん…？」


「怖い…私嫌や、、」


淳「え、オレ？オレ、か、」


「いや、ええよ…淳太くん可哀想やし一緒に行こ…」







なんでいい大人2人が、、


謎のキッズ達にこんなビビらせられなあかんねん……

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