Pick up WEST!?

つー ページ2

.







「ほんまにありえへんもうなんでまた拾ってくんねんこっちゃ手一杯やゆーてんのに……」


淳「Aなにブツブツ言ってんの？(笑)
可愛いやろ〜新入り」


「あーめっちゃタレ目やなぁ？可愛いよ、うん、可愛いよ、可愛いけどやろ…？

ちょっと、ここ座って。」







正座して淳太くんと向かい合う。



……正しく言うと、新入り抱っこしてる動物好きの旦那と向かい合って座ってる。








「ねぇ淳太くん？

これで6匹目やで？

なんべん言ったら分かるかなぁ…

捨て犬すぐ拾ってくんのほんまにやめや？」



淳「ごめんごめん(^^;
でも見捨てられへんやん！大事な命やで？」


「気持ちは分からんでもないけどさぁ…」


淳「せやで？なんだかんだAも犬好きやろ」


「うん、好きやけど、！じゃあ約束やから、この子で最後にせん？」


淳「んー…そうやなぁ、もう6匹目やもんなぁ。」


「そろそろごはんもトイレも寝床も何もかも限界やから」


淳「せやな、これで最後って約束するわ」


「え、あ、ほんま？」







はっ…珍しく素直な動物バカに、物足りなさを感じてしまった…




……淳太くんの動物バカと同じくらい、私が淳太バカやないか、。






恥ずかしいから考えんのやめよ！！







淳「A、ごはんの前にこの子の名前決めようや」


「ん、せやな。ちょ、抱っこさせてー？」


淳「ええよ、はい」


「…ふふ、可愛いな、よしよし、」


淳「なんかめっちゃAに懐いてへん？
むかつくわー」


「私の事好きなんかなぁ？」


淳「なんかAとお似合いやわ(笑)写真撮ったる」


「淳太くん撮れんの？」


淳「カメラくらい使えるわ！！」







そう、なんだかんだ言って私も動物好きやねんなぁ。






淳太くんと付き合うきっかけも、一緒に入ったペットショップやったし……






って、それもなんか恥ずかしいから考えんのやーめーた！(笑)

すりー→←わん！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す