『夜間地域交流課』、ですか?

五話 ページ10

セ「あ、宮古」





不意にセオさんが言う





セ「この前、お前ん家行った時、見逃してたやつがあるんだが、今度行っていいか？」







宮「大丈夫です。空いているのは水曜日ですかね」





貴「あの、コハク、とはどなたですか」




私がそう言うとセオさんがすごい形相でこちらに迫ってくる。






セ「柘榴、お前、この前も言ったが、ホントにあいつは危険だからな!!」





あいつのせいで死に掛けた、、、、、と言っているが、どんな方何だろうか・・・。






榊「とりあえず、この話は後にして水曜日に宮古家へ行くぞ」






セ「まだ、蔵の中も全部見れてないからなぁ。」




皆さん、盛り上がるのはいいのですが





貴「家はどちらですか?私、しらないのですが、、、」








そう言うと、榊さんがセオさんと駅で待ってくださるそうなので




お言葉に甘えてご一緒させていただくことになりました。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・









話がまとまったのを見計らったかの用に終業の鐘がなる。






貴「お先に失礼します」




「おつかれ」



なんて言葉を聞きながら職場を後にする。






見慣れた空は茜色に染まり、夜の終わりを告げる。








ヒールを鳴らしながら繁華街を通り過ぎる。








たくさんのビルには光が燈る。









なんだか、不思議な感覚がする。




これだけ刺激的な一日だったのに疲れるどころか






わくわくでたまらない。






まだまだ人生楽しみだ

六話 更新出来なくてごめんなさい！→←ありがとうございます！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す