おとなりさんその25 ページ27
.
「ふぅ…帰ってきましたね。」
「そうだね、とりあえず帰る前にスーパー行っていい？」
「いいですよー」
最寄り駅についた私達は家までの道にあるスーパーに行くことに。
そっか、夜ご飯は自分たちで作るのか。
彼方さんがカートを持ってきて、何にしようとか言って…あれ？
「彼方さん。」
「ん？」
「夜ご飯って…」
「あぁ、今日は俺が作ろうと思ってさ。大したものは作れないけど。」
そう言って、スマホのレシピサイトとにらめっこしている彼方さん。
さて…これはどうしたらいい？手伝いたいけど、彼方さんのご飯も食べてみたい。
「彼方さん、私も少しは手伝いますよ。一緒に作りましょ？」
「そう…？じゃあ、少しお願いしようかな。」
「はい！」
そう言えば、彼方さんが早速レシピを見せてくれた。
どうやら今日のご飯はビーフシチューみたいだ。
シチューに必要な野菜と、牛肉、後はルーを買っていく。
「後は、フランスパン…でいいのかな。」
「そうですね。そうだ、彼方さん。私にも1品作らせてください。」
「うん、いいよ。Aの料理美味しいし…俺も食べたい。」
「…はい！」
私は少しだけ食材を買い足して、どっちが支払うかを少しやり合って。
結局彼方さんに負けて、荷物も少しだけしか持たせてもらえないで……
ここは男を見せて、と言っていたけど…なんて思っていたら家にはすぐ着いた。
「ごめん、オートロック開けてもらっていい？」
「いいですよー」
オートロックを開けて、エレベーターで。
いつもとは違って、向かうのは自分の家の隣なんだけど。
「おじゃましまーす」
「はーい。とりあえず、煮込む時間もあるから先にシチューだけ作っちゃおうか。」
「そうですね。」
手を洗って、2人でキッチンに立つ。
彼方さんと手分けをして、野菜を切っていくんだけど…
「玉ねぎってやっぱり目に染みるよね…メガネしててよかった。」
「ふふ、そうですね。」
「Aは何作るの？」
「秘密ですよー、すぐできるものですし。」
「えー、気になるじゃん。」
そう言って、笑い合いながら料理をする…楽しいなぁ。
その後は野菜と牛肉を軽く炒めてから煮込みだせば、やることはおしまい。
「さてと…何しよっか。」
「いつも通り、ポケモンしてスプラトゥーンですかね？」
「そうだね。」
「…あ。私ちょっとゲーム取ってきます！」
うっかり忘れてた…ゲーム取りに行かないと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 592人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きずもち - そらるさんが可愛すぎて生きるのが辛いんですけど？最近の30路ヤバい………あ、1番右の星押しましたヨーグルト (2020年3月22日 9時) (
レス) id: 1f53132dc8 (このIDを非表示/違反報告)
紬-つむぎ-(プロフ) - アイリスさん» 初めまして、コメントありがとうございます！アンケートへのご協力ありがとうございます<m(__)m>これからもよろしくお願いします！ (2020年3月17日 13時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - コメント失礼します。まふまふさんのものを読んでみたいです！更新いつも楽しみにしています！！ (2020年3月16日 23時) (レス) id: d95e32f949 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - まとめてのご返信で失礼いたします。アンケートへのご協力ありがとうございました(*'ω'*)これからもどうぞよろしくお願いします…！皆様、体調には十分気を付けてお過ごしくださいー！ (2020年3月16日 18時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
華乃(プロフ) - コメント失礼します。センラさんのものを読んでみたいです。更新頑張ってください！応援しています！ (2020年3月16日 12時) (レス) id: 77b1303ed8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紬-つむぎ- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/-tsumugi-
作成日時：2020年3月10日 23時
