14.you ページ14
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「テテちゃんだね…すごい…」
TH「え?ヌナ何言ってるの?」
「いや、なんでもない、こっちのこと」
TH「?」
サラン「テテオッパすごーい!
おうたじょうずだね!」
TH「オッパ上手?嬉しいな〜!
サランもとっても上手だよ!」
サラン「ほんとに?サランもじょうず?」
TH「もちろん!オッパより上手なんじゃない?」
テヒョン君におだてられて
きゃー!と喜んでいるサラン。
……ふふ、可愛いな。
それからしばらく、色んな歌を歌う
2人の声をBGMに家事を終わらせて
気付けばもういい時間。
「テヒョン君そろそろ
帰ったほうがいいんじゃない?」
TH「ん〜…まだ誰も帰ってないから
もうちょっとここにいる…」
「もうサランお風呂に入れて
寝かせる時間なんだけど…」
TH「!!
サラン!オッパとお風呂入ろっか!」
「え!?ここで!?」
TH「うん!お風呂貸して!
サランは俺がお風呂入れてあげるから!」
サラン「やったー!!
オッパいっしょにはいろ〜!」
サランは大喜びしてるけど…
えぇ…、本当に?
「着替えとかなんもないけど」
TH「ちょっと待ってて!ダッシュで取ってくる!」
と言い残しバタバタと
バンタン宅に着替えを取りに行った。
いや、そのまま帰ればいいのに。
戻ってくる意味。
そして、宣言通りすごい速さで戻ってきた。
ゼェゼェ言ってますけど。
TH「じゃあちょっと風呂行ってきまーす!
サラン行くよー!」
いや、自由すぎてついていけない…
もうお好きなようにどうぞ。
この時間に1人きりになることなんて
普段全くと言っていい程なくって
逆にこの空いた時間何したらいいんだろう
と、ソワソワしちゃう。
もうサランと2人の生活が
染み付いちゃってるんだなぁ…
お風呂からは2人のキャーキャー
はしゃぐ声が聞こえて微笑ましくて
幸せだなぁと思う反面
普通の家族の形って
きっとこんな感じなんだろうな…
と、兄夫婦のことが頭をよぎったり
その形を叶えてあげられない自分に
なんとも言えない気持ちになった。
こんなことを考え始めればきりがなくて
負のループに陥ってしまう。
それをわかっているから
なるべく考えないように過ごしてきたのに
今日はちょっと、しんどいな…
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ツバキ(プロフ) - のさん» 嬉しい言葉ありがとうございます(T_T)おかげで頑張れます(T_T)移行後のお返事になってしまってごめんなさい(>_<) (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - なささん» お返事が遅くなってすみません(>_<)そう言ってもらえて嬉しいです!2 でも楽しんでいただけるように頑張ります! (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - おきくさん» お返事がおそくなってすみません(>_<)是非 2も楽しんで下さい!♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - ARMYです!さん» お返事が遅くなってすみません(>_<)可愛いテテちゃん、だけど頼れるテテちゃんを目指してます!笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - りおさん» お返事が遅くなってすみません(>_<)楽しんでいただけて嬉しいです♪ 2も楽しんでいただけるようにがんばります^^ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツバキ | 作成日時:2018年10月8日 23時