おとなりさんその2 ページ4
＊まふまふ SIDE＊
「頑張れまふまふ、やればできるぞまふまふ。」
お隣さんの部屋の前で深呼吸して、恐る恐るインターホンを押してみる。
ピーンポーンと電子音が鳴った後の沈黙がすごい怖い。
どうか、イイ人でありますように。俺のことを知りませんように。
「はーい？」
「あ、ええと、ほ、本日隣に引っ越してきたあ、相川です！！」
「……はーい、今行くのでお待ちくださーい」
インターホンから聞こえてきた声は、男性の声だった。
男の人かぁ…でもあの声どっかで聞いたことあるというか。
知り合いの声にめちゃくちゃ似てたんだよなぁ……。
「…luz君そっくりの声だったよなぁ…？」
「あー、やっぱりまふどんやー」
「本物！？え、なんで！？luz君！？！？」
「ブランーまふどんやったから大丈夫−」
「ちょっと…！？」
出てきたのは、俺が似てるなぁと思っていたluz君本人だった。
彼は俺のことを認識したらしたで、俺の質問には答えず。ドアを開けたまま奥に叫んでいた。
…待って、今luz君さ…ブランって言ったよね？ちょっと待ってそれは俺の心臓がもたない。
今俺が思ったことがこれから現実になるとしたら俺の心臓がもたない！！
「ちょっとluz君、まふまふさん置いてきちゃったの？」
「あ、忘れとった…ごめんまふ君！」
「え、あ、いや…大丈夫……大丈夫じゃないけど大丈夫……」
「おーい、まふくーん？」
「ま、まふまふさん大丈夫ですか…？」
俺の前に現れたのは、美少女と言っても問題ないくらいの女の子。
シルバーの髪で、先端に行くにつれて雪のように白い髪は肩の下まであって
だぼだぼのニットから出ている手の先は透き通るように真っ白で。
なんかかなり変態じみたこと言っている自覚はあるんだけど、本当になんて言うか。
儚い美しさって言うの？そんな感じの……しかもブランさんって。
「ドアあけっぱにするのもアレやし…まふ君ちょっと中入ってなー」
「あ、う、うん。」
ｌｕｚ君に引っ張られるようにして、ブランさんの家に入る。
待って、あのさ、いきなりあこがれの人に出会ってしまった俺の気持ち。
だって、luz君と一緒にいて、ブランさんってことは…だよ？
「あ、あの…ボカロＰの、作曲家のブランさんですか…？」
「…はい、初めまして。ボカロＰブランこと、音楽家してます、白河Aです。」
「ま、まふまふこと相川真冬です…！」
俺の引越、今回は大成功かもしれない。
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紬-つむぎ-(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございます〜！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2020年3月23日 12時) (
レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
紬-つむぎ-(プロフ) - りれるさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。これkらもよろしくお願いします<m(__)m> (2020年3月23日 12時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 長文失礼しました。 (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 鈍感なまふまふさんもしゅき………あ！コメ失礼します！応援してますね！まふくんかわゆい……尊い……有難うございます…こんな神の作品を作っていただいて……頑張って更新してくださいね！ (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - これからの展開が楽しみですね！応援してます！ (2020年3月20日 17時) (レス) id: 2ed8ca63dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬-つむぎ- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/-tsumugi-
作成日時：2020年3月15日 15時
