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21 、 安田SIDE ページ24
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大倉とAちゃんが出てった後 、
虚しくなる様な部屋 。
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渋やんは全く口を開かない 。
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あぁ 、なんでやろ・・・
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いま別れたばっかなんに 、
Aちゃんにめっちゃ会いたい 。
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手に残ってるAちゃんの髪の感触 。
・・・僕は変態か 、ってくらい
思い出すだけでどきどきしてる 。
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どうしても会いたくて 、
そう言えばアドレス聞けばよかったな 、
なんて頭ん中に口実作って
玄関に向かった 。
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もうおらんかな 、って思ったけど
「じゃあ・・・また 。」
って声が聞こえて舞い上がってもうて 。
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どきどきする心臓を押さえながら扉を開け 、
「Aちゃん 、あんな 」
そう言おうと思った時 、
目の前に広がる光景 。
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なぁ 、大倉？
もしAちゃんが大倉のもんなら 、
奪ってもええかな？
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作者名：かるぴーす | 作成日時：2013年7月26日 23時
