１４５、ありがとう ページ47
「あたし、離さないでよね(笑)」
「先に言うなよ(笑)絶対離さないって思ったんだから」
Aがオレの手をほどいてクルリと振り返り、クスリと笑ってオレを見た。
「カズ」
「なに？」
「色々分かりにくい和也くんはあたしじゃなきゃダメでしょ？(笑)あたしが結婚してあげるから、待っててよ(笑)」
そのセリフに一瞬目を見開いてクスリと笑と、Aがオレの首に腕を回して抱き着いて来た。
「名字重ねてね」
耳元でそう囁かれる。
「A、ありがとう」
そう言うとAが腕を緩めて至近距離でオレを見つめた。
昔はAが照れてた距離。
お互いを必要として見つめ合えるくらい、一緒の時間が流れてんだな。
そんな事を思いながら、どちらともなくそっと口唇が重なった。
「ありがとう」
口唇の前でもう１度そう言ったら、Aが昔みたいに少し照れていた。
Ｆｉｎ
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ちへ(プロフ) - わかさん» ありがとうございます(*´ω｀*) (2017年2月5日 0時) (
レス) id: 936c3b78dc (このIDを非表示/違反報告)
わか - もうほんとにすっごくよかったです!!何回も読みたくなっちゃうようなお話でした！またニノの話を書いてくれることを期待しています！ (2017年2月5日 0時) (レス) id: 970837271f (このIDを非表示/違反報告)
えりJ - 読み終わりましたー(*・▽・)嵐の楽屋のやり取り、主人公ママとのやり取りとかでホッコリしたり 本編番外編共に面白かったです。次は潤くんの読みますよー(σ*´∀｀) (2016年6月8日 21時) (レス) id: 23022be820 (このIDを非表示/違反報告)
理子(プロフ) - 以前もひっそりと何度も読ませて頂いていたんですが、ちへたんさんの二宮くんが恋しくなって1から番外編まで一気読みしちゃいました(^O^)(^O^)本当に大好きな作品です！またお暇があれば占いツクールに来てください〜m(_ _)m (2014年12月22日 19時) (レス) id: 6bfd148e18 (このIDを非表示/違反報告)
まりえもん - おもしろかったぁ…気づけば深夜…笑 時間を忘れるくらい面白かったです。 また、優しいにのちゃん書いてください笑^^ 楽しませて頂きありがとうございました。 (2013年9月10日 1時) (レス) id: 3fe83ebe25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちへ
| 作成日時：2012年1月17日 21時
