広臣犬（人）を飼ってみましょう。

Dog（Man）24 ページ24

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本日の天気は、晴れとなるでしょう。







そうテレビの奥の天気予報士が呟くと共に、「やったやった」と飛び上がるわんちゃん。



あ、広臣







『なんで？』


冬に晴れって言ったって、大して気温が上がるわけじゃないし。

ぬくぬくのベッドが恋しくなることに代わりはなんだし。






「んー？なんでだと思う？」


『分かんないから聞いたんだけど』







分かんないのかな、うちの犬

バカなのかな、広臣




いや、バカか。
高校の頃もバカだったもんな。

いっつも課題写させてあげたっけ。笑






「しょうがねぇな」


『しょうがなくない』


「別に理由なんてねぇよ？笑」


『......は？』


「強いていうなら晴れだったら暖かいなぁ、くらい？」









...はぁ。

まぁ理由はないかもしれないよ？


だったら勿体つけなくてよくない？ねぇ？








『ふーん、そ』



飼い主、ちょっと呆れてます。

あまりにも飼い犬がバカすぎて。←








「素っ気な」


『はいはい』


「むぅ。拗ねるぞ」


『拗ねる暇あったら仕事行きな』


「...むーっ。行ってやるしーだ」


『はい、行ってらっしゃーい』







芸能界に土日は関係なし。

労働時間なんて関係なし。






なので、この方はお仕事

私は休み





「行ってきまーす」


『はいはーい』









拗ねてるとこが、可愛いってものよ。






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