ご機嫌天気予報

▽密度の大きい休憩 ページ40

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打ち合わせが始まって、資料を見ながら耳に入れる。





でもさっきから何だか、後ろのポケットに入ってる携帯がずーっと震えてる。





だけど会議中だから見れないし。

何か重大なことだったら怖いな、なんて思ってたら。






かなり強い視線を感じた。






やっぱり視線の主は、彼氏さん。








わざとらしくこちらを眺めながら、携帯を見せてくる。






『なっ!』






原因は広臣か。








私の予想

気付かせようと思ってずっと携帯鳴らしてたんだ。





だって私が広臣の方見た途端、

また笑ったんだもん。






資料見ときなよ、って話なんだけど
そんなこと言ったらもう。




私が生きてる保証ない。


あ、怖い意味で捉えないでね?

また別の意味だから。








「長引くようなので、一旦休憩挟みます」








え、ウソでしょ








多分HIROさんは、皆に気を使って休憩を入れたたんだと思う。


「15分後にまた開始します」





だけど今の私の状況的にはイヤな予感しか、しない。








だってもう既に



「なぁA」








私の目の前にいるんだもん!





あぁどうしよう!!

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