ご機嫌天気予報

▽イタズラな太陽 ページ24

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『終わったよー』


「さんきゅA」




そう言ったかと思えば
私の頭をポンポンっと撫でてきた。








ちょ、ちょい。

それはやめとこう岩田さん。



あなたの彼女さんにも悪いし、ましてや！






「がんちゃん？そいつ、オレのだかんな？」







私の彼氏さん、隣に居ますから！






「分かってますって笑」



いやその顔絶対分かってない。

その可愛い顔は分かってる、って顔じゃない。







広臣もそれに気づいたんでしょう。


いきなり私の腕をくいっと引っ張ったかと思えば、あっと言う間に広臣に抱かれるカタチに。





「Aはあげませーん」


『いや私あげるとか以前にものじゃないし』





私、この状況でよくごもっともなこと言えたものです。






「は。どの口がそんなこと言ってんの。ここで塞ぐよ？♡」






イタズラな笑みがこちらを見据えてます。





「じゃ、ごゆっくりー♥」







あ、岩ちゃんいかないで。







「ね、ここでお前食っていい？」









こうなっちゃうからぁ…。




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