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1匹：飼ってあげるよ ページ2
7月の夏。
ザザァ…＿＿＿＿＿
A『雨降ってきた！？うッそー！』
急に雨が降ってきた。
晴れだと言って嘘をついた天気予報をちょっと憎みながら、
コンビニに入って水滴を弾きとる。
そういえば、今日持ってきた日傘、雨でもおkなんだっけ
ラッキーと思いながらタオルで制服を拭いた後
黒い猫が書かれている日傘をさし
コンビニを後にした…その途端
《にゃぁぉ〜…》
『…ん？黒…猫？』
そう呟くと猫はゆっくりとビジョビジョでボロボロな姿で寄ってきた。
よく見ると震えている。きっと寒がっていてお腹もすいているのだろう
私はボロボロな黒猫を撫でてさっき制服を拭いたタオルで包んでだきかかえる
あまりにもほって置けなかったので
『飼ってあげるよ』
そうつぶやいてしまった。
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作者名：音海 | 作成日時：2017年7月12日 20時
