気づいたら乙女ゲームのモブになっていた件【降谷零】

第4話 ページ7

急募:美しい我が休日
「お前なにしてんだ？」
この声は！
『やっぱいるよね！事件ホイホイハイパーパワーゴリラ零！』
「降谷零だが？？修飾語が増えてるじゃないか！…まて。それまさか！」
『そのまさかだよゴリラくん。』
「ゴリラいうなよ。」
ツッコミにキレがあるね☆とかいってる場合じゃない！

『これ爆弾だから！！！逃げるなりなんなりしてちょ！』
「お前、爆弾解体できるのか？」
『あたぼうよ！要らないことは覚えてる！それが私！』
「ろくなこと覚えてないな」
『これでも君の次に優秀だよ！』
「うそだろ。」
『うそなわけあるかい』
線を切りながら答える。次は、、青色。

「というか、お前一人で来たのか？」
『んなわけないでしょ！親友ときたよ！いまそいつは避難誘導してくれてる！』
「後一分…いけるか？変わるぞ？」
『やっぱ変わって〜とかいえるかよ？そんな意気地無しにみえる？』
「馬鹿なやつにみえる。」
『はは。ひどいね、てか本当に怖かったら逃げてもいいよ、金髪ゴリラ。』
「何度も降谷零といってるだろ！」
『きこえねぇな！…後一本！』
残るのは黄色と赤色！どっちだよ！！！！…まずい。

『ごめん、最後の一本なに切ればいいかわすれちった。』

記憶のなかの爆弾見取り図見たけどみつかんね((
「馬鹿だろお前。」
『まったくその通り！！どうしよ！』

「なんで逃げなかったんだ俺にさせろ！」

『これ見捨てたら被害がどうなる？私も一応お巡りさん志望なの！よし！最後の一本これに決めた！！！』

「俺の命なんだとおもってる！？」

『こんなんでビビる玉かよ！？』

「そんなわけないだろ！」

じゃあ大丈夫だよ((
タイマーが十秒を切る。
ﾊﾟﾁﾝ
少し静まったデパートに線を切った音が響いた。

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