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☆ ページ6
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ふと、目を覚ますと時計の針は
2本とも下を向いていた。
あれから特に何をしたというわけでもなく
ダラダラと過ごしていたが、
どうやら寝落ちていたらしい。
ふぁ
そう大きな欠伸をひとつ部屋に零す。
日が傾き始めたであろう空は相変わらず
曇り空、天から降り注ぐ大粒の雨
その雨は都会の光を反射し、不思議な程
キラキラと星のように輝いていた。
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冷蔵庫から冷えきったミネラルウォーターを
取り出しカチっと蓋を開ける。
喉を滑るように通っていく冷たい感覚は
とても気持ちがよかった。
そういえば、朝何も食べていなかったな、
そう気づけば、忘れないで と言うように
ぐぅ っと腹の虫がなった。
だが、冷蔵庫の中は空っぽ
数日続いた雨のせいで買い物に行けず
つい昨日冷蔵庫の中身を全て
使い切ってしまったのを思いだした。
はぁ、
ため息に混ぜて再び欠伸をこぼした。
｢ピザでも頼むか｣
昔は豪華だと思っていた七夕も
大人になってしまえばただの平日
しかも毎年天気が悪いという特典付きだ。
雫星の夜
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恋花-renka-(プロフ) - 遊星さん！！1日限りの復活おかえりなさい！！ぐっと心にくるお話でした。文字化けって不思議ですよね (2018年7月13日 2時) (
レス) id: a7985c3076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊星 | 作成日時：2018年7月7日 3時
